2021-05-08

Vine Linux リリース版の終了

Vine Linux は、RPM 系の国産 Linux ディストリビューションです。1998 年に PJE のメンバーを主体として開発が始まりました。当初は Red Hat Linux (RHL) の派生でしたが、バージョン 3.0 からは Project Vine のメンバーを中心に独自に開発が進められていました。

2021 年 5 月 4 日、開発版の VineSeed 以外の全てのリリースの終了が告知されました [1]

Wikipedia より引用、編集

むかしむかし日本語環境を求めて、Vine Linux が Red Hat Linux の派生ディストロであった初期のバージョンを使っていた時期もありましが、Linux を中心としたソフトウェアの進化の流れに少しでも付いていきたくて、RHL の後継である Fedora を使いつづけて現在に至っています。

久しぶりに、GNOME Boxes の仮想マシンに Vine Linux をインストールしてみました。

Vine Linux 6.5 のデスクトップ画面 (GNOME2)

参考サイト [3] によると、Vine Linux のプロジェクトは「自分が欲しいディストリビューションを作るために活動している。」ということですが、それだけではプロジェクトがずっと存続していくことは難しいようです。

ああ、なんか人ごとみたいな言い草になってしまいました。

「寄らば大樹の陰」的に Red Hat 系の Linux を使いつづけて、新しい機能に一喜一憂している自分にとって、「変化」とか「進化」が Linux に期待することのひとつになってしまっています。デスクトップ環境ひとつとっても、いつまでも古いバージョンに固執することにはあまり興味がありません。

参考サイト

  1. Vine Linux News - VineSeed 以外の Vine Linux リリースを終了します [2021-05-04]
  2. 「Vine Linux」のリリースが終了、国内のLinux普及に大きく貢献 - 窓の杜 [2021-05-06]
  3. みんなが自分の欲しいOSを作っているんです - Project Vine 代表 鈴木大輔氏 | 日経クロステック(xTECH) [2013-05-17]

 

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