2023-09-22

QPlainTextEditor に行番号を付ける ~ PySide6 ~

PySide (Qt for Python) は、Qt(キュート)の Python バインディングで、GUI などを構築するためのクロスプラットフォームなライブラリです。配布ライセンスは LGPL で公開されています(商用ライセンスも有り)。最新のバージョンは Qt6 に対応した PySide6(記事執筆時点で 6.5.2)です。

QPlainTextEdit を利用した、行番号付きのシンプルなテキストエディタのサンプルが下記で紹介されていましたので、興味のある所だけ抜き出してみました[1]

なお、等幅フォント (QFontDatabase.FixedFont) を指定しています。

qt_plaintextedit_linenumber.py

Fedora Workstation 39(ベータ版)+ Python 3.11 / PySide6 6.5.2 で実行した例を示しました。

qt_plaintextedit_linenumber.py の実行例

マウスの右クリックで、コピー&ペーストなどの基本編集機能がプルダウンメニューで表示されます。

参考サイト

  1. Code Editor Example — Qt for Python

 

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2023-09-15

ミニ PC Quieter3C と RHEL9.2

以前、Amazon.jp で廉価の誘惑に負けて買った格安ミニ PC Quieter2Q [1] は、RHEL 9 をインストールして家庭内 LAN でひっそりファイルサーバーとして稼働中ですが、あるとき有線ネットワークが使えなくなってしまいました。安物だから仕方がないかと諦めて WiFi に切り替えて使っています。

残念ながら RHEL 9 をインストールして使いだした当初から、Red Hat Insights で、Systems experiences low reliability and availability with unmaintained hardware devices(メンテナンスされていないハードウェア・デバイスにより、システムの信頼性と可用性が低下しています。)という警告が表示されています。

Red Hat Insights の advisor recommendations

どうやら、搭載されている CPU、J4105 は、今は使えているけど、今後の RHEL でのサポート対象外になるということのようです。まあ、商用 OS だから古い CPU をサポートしなくなるのは仕方がないと、常時稼働できる消費電力の少ないミニ PC を探していました。

そんな折、コツコツと取り組んでいる自作アプリの稼働に目途が立ちそうなので、本稼働を目指して(と言っても個人的な用途ですが)毎日 cron で少し重いタスクを走らせるべく、新しい CPU を搭載した後継のミニ PC Quieter3C を買うことにしました。

Quieter3C の仕様は以下のようになっています。

ブランドMeLE
メーカーShenzhen MeLE Digital Technology Ltd,
シリーズQuieter3Q
システムWindows 11 Pro
CPU ブランドIntel® Celeron® Processor N5105
RAM16GB LPDDR4
ストレージ256GB eMMC + 256GB SSD
ストレージ拡張M.2 2280 PCIe3.0 x2 SSD 5TB対応, Micro SD 2TB 対応
ワイヤレス接続Bluetooth 5.2, WiFi 6 (802.11ax)
イーサネット1000Mbps LAN
I/OインターフェースRJ45 ギガビットイーサネットポート x1, USB3.0ポート x3, 3.5mmオーディオジャック x1
電池1 リチウムイオン 電池(付属)
電源Type C DC 12V/2A(電圧範囲12V-23V)と type C PD3.0
消費電力8 Watt hours
サイズ19.6 x 12.4 x 3.8 cm
重量480 g
BIOSの機能Wake on LAN / PXE/ BIOS ワンステップリセット / オートパワーオン / RTC ウェイクアップ

ストレージが 256GB eMMC + 256GB SSD ということは…、ドライブが C と D の2つになっていました。

デバイスとドライブ (Windows 11 Pro)

RHEL9.2 のインストール

せっかく Windows 11 Pro がプリインストールされているのですが、ここは RHEL をインストールします。無料の RHEL クローンを利用することは全然アリだと思いますが、個人ユースで規模が小さい場合、Red Hat Enterprise Linux Individual Developer Subscription と呼ばれる、個人の開発者向けの無料サブスクリプションを利用して、純正の RHEL を利用しない手はありません。

無料なだけあって、一年間の有効期間が切れる度にサブスクリプションを再登録しなければならないのは手間ですが、そのぐらいの手間は問題ないと考えています。

あらかじめ RHEL9.2 の iso イメージをダウンロードして、Fedora Media Writer で書き込んだ USB メモリを使ってインストールをしました。

インストールした Red Hat Enterprise Linux 9.2

大変残念なことに、J4105 より後の世代となる N5105 でも、今後の RHEL でのサポート対象外になると Red Hat Insights で警告が出ました。😭

ベンチマーク

クロスプラットフォーム対応のベンチマークプログラム、Geekbench 6 で CPU のベンチマークを Windows 11 Pro と RHEL9 それそれで計測しました。

Geekbench 6 によるベンチマーク
#NamePlatformArchitectureSingle-core ScoreMulti-core Score
2338340 Fanless Mini PC Quieter 3C
Intel(R) Celeron(R) N5105 @ 2.00GHz 1995 MHz (4 cores)
Windows x86_64 451 1185
2353707 Fanless Mini PC Quieter 3C
Intel(R) Celeron(R) N5105 @ 2.00GHz 2900 MHz (4 cores)
Linux x86_64 546 1449
2360571 Fanless Mini PC Quieter2
Intel Celeron J4125 2700 MHz (4 cores)
Linux 64 x86_64 383 1079

比較用に、現在稼働している Quieter2Q のベンチマークを Geekbench 6 で取り直した結果を載せました。

参考サイト

  1. bitWalk's: ミニPC Quieter2Q と RHEL9 [2022-05-21]
  2. What does it mean when hardware is classified as "unmaintained" in Red Hat Enterprise Linux 8.6+, 9.0 and newer? - Red Hat Customer Portal
  3. Intel® Celeron® Processor N Series - Hardware Component - Red Hat Ecosystem Catalog

 

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2023-09-08

Ubuntu 23.10 の壁紙

2023 年 10 月 12 日にリリース予定 [1] の今度の Ubuntu 23.10 の開発コードは、“⁠Mantic Minotaur⁠”(ト占のミノタウロス)と名付けられています。リリース前の Daily build [2] で壁紙がリリースされました。

Ubuntu 23.10 ⁠Mantic Minotaur の壁紙

参考サイト

  1. Releases - Ubuntu Wiki
  2. Ubuntu Daily Build
  3. Ubuntu 23.10 Mascot Art, Default Wallpaper Revealed - OMG! Ubuntu [2023-09-06]

 

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2023-09-05

Fedora Linux 39 (Workstation Edition) の壁紙

Fedora Linux は Red Hat 社が支援するコミュニティ Fedora Project で開発されているディストリビューションで、最新の技術を積極的に取り込むことで知られています。また Fedora Linux の開発成果が、後にリリースされる Red Hat Enterprise Linux, RHEL に取り込まれています。Fedora Linux は、おおむね春と秋の年二回の頻度で新しい版がリリースされています。

Fedora Linux の開発版である Fedora Rawhide で f39-backgrounds パッケージがリリースされました。デスクトップの壁紙の印象が変わりました。

Fedora Linux 39 (Workstation Edition) の壁紙

なお、次期 Fedora Linux 39 は、まだベータ版すらリリースされていないので、今後、変更される可能性があります。

参考サイト

  1. f39-backgrounds-39.0.1-1.fc40 | Build Info | koji
  2. Index of /pub/fedora/linux/development/rawhide/Workstation/x86_64/iso

 

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2023-09-02

Fedora Linux 39 のインストーラ

Fedora Linux は Red Hat 社が支援するコミュニティ Fedora Project で開発されているディストリビューションで、最新の技術を積極的に取り込むことで知られています。また Fedora Linux の開発成果が、後にリリースされる Red Hat Enterprise Linux, RHEL に取り込まれています。Fedora Linux は、おおむね春と秋の年二回の頻度で新しい版がリリースされています。

Anaconda WebUI インストーラ

Fedora Linux のインストーラが、GTK3 ベースのものから Cockpit に採用されている PatternFly を利用したウェブベースのインストーラに変更されるという情報が発信されたのは、もう一年以上前のことです [1]。その後、Fedora Linux 37 で Anaconda WebUI インストーラのプレビュー版が公開されたようですが [2]、試してみることを忘れていました。

来る 10 月にリリースが予定されている次期 Fedora Linux 39 で、新しい Anaconda WebUI インストーラが Workstation Edition のデフォルトのインストーラになるということですので [3]、プレビュー版の iso イメージで試してみました。

【追記】Fedora Linux 39 では、Anaconda WebUI インストーラの導入は見送られました [7] [2023-09-20]

Fedora Linux 39 の iso イメージを試す

下記サイトから、iso ファイル (Fedora-Workstation-Live-x86_64-39-20230901.n.0.iso) をダウンロードしました。

ダウンロードした iso ファイルを、GNOME Boxes 上でインストールしました。

 

Fedora Linux が起動して、言語と、キーボードレイアウトおよび入力メソッドを選択します。インストール (Install...) するか試用 (Try) するか尋ねられるので、インストールを選択します。

 

インストーラが起動し、① Installation Method で、インストール先について、ストレージを全て消去するか、ストレージをマウントするか方法を選択します。ここでは、ストレージを全て消去する Erase data and install を選択して Next をクリックします。

② Disk configulation で、データを暗号化するか選択する画面になりまずが、そのまま Next をクリックします。

③ 確認とインストールで、Erase data and install をクリックすると確認のダイアログが表示されるので、さらに Erase data and install をクリックします。

 

インストールが始まります。しばらく待つとインストールが終了するので 終了 ボタンをクリックして再起動します。インストールメディアを取り出す必要はありません。

 

再起動後、再び言語と、キーボードレイアウトおよび入力メソッドを選択し、プライバシー → タイムゾーン → サードパーティーのリポジトリ → オンラインアカウントへの接続 → ユーザー情報 → パスワードを設定する まで設定して終了です。最後に Fedora Linux を使い始める(S) をクリックします。

 

以上でインストール作業は終了です。

インストール直後の Fedora Linux 39 (Workstation Edition Prerelease)

インストーラは Firefox の画面に表示される UI に変更になりましたが、インストール手順は従来とおおむね同じです。

 

参考サイト

  1. Anaconda is getting a new suit – Fedora Community Blog [2022-01-11]
  2. Changes/Anaconda Web UI preview image - Fedora Project Wiki [2022-08-02]
  3. Changes/AnacondaWebUIforFedoraWorkstation - Fedora Project Wiki
  4. Fedora Workstation 39 May Feature Anaconda Web UI Installer by Default [2023-06-27]
  5. PatternFly
  6. patternfly/patternfly
  7. Announcing Fedora Linux 39 Beta - Fedora Magazine [2023-09-29]

 

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