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2025-05-15

Red Hat Enterprise Linux 10 のリリース

2025-05-15 公開 / 2025-05-25 更新

Red Hat Enterprise Linux, RHEL は、Red Hat 社が開発しているエンタープライズ市場向けの Linux ディストリビューションです。最近の RHEL のライフサイクルは 10 年で、延長が必要であれば追加サブスクリプション (Extended Lifecycle Support Add-On) も提供されています。

Red Hat Enterprise Linux 10 のデスクトップ画面(Dark スタイル)

参考サイト [1] によると、Red Hat Enterprise Linux 10 が GA(General Availability, 一般公開) になり、

から ISO イメージをダウンロードできるようになったということなので、早速アクセスしてみました。

まだ正式リリース前なのでしょうか、現在 (5/15) のところ、x86_64 のみ公開されているようです。

なお、Red Hat Customer Portal にアクセスする Red Hat account が必要になります(無料で作成できます)。

ダウンロードできるイメージは下記の通りです (v. 10.0 for x86_64) 。

  • Red Hat Enterprise Linux 10.0 Boot ISO
  • Red Hat Enterprise Linux 10.0 Binary DVD
  • Red Hat Enterprise Linux 10.0 KVM Guest Image
  • Red Hat Enterprise Linux 10.0 WSL2 Image
  • Red Hat Enterprise Linux 10.0 Real Time Binary DVD
  • virtio-win 1.9.45 ISO
    • KVM 準仮想化 (virtio) ドライバー

RHEL10 では、x86_64 向けは x86_64-v3 マイクロアーキテクチャを前提としています。Intel のプロセッサであれば Haswell 世代以降の CPU が条件を満たしているそうです。

仮想環境にインストール

上記 ISO イメージのうち Red Hat Enterprise Linux 10.0 Boot ISO (rhel-10.0-x86_64-boot.iso) をダウンロードして、Fedora Linux 42 (Workstation Edition) の GNOME Boxes 上にインストールしてみました。

なお、自分は Red Hat Developer subscription で Red Hat の製品を利用しています。

インストーラは従来通り

インストーラはひょっとすると Anaconda の新しい Web UI が採用されているかもしれないと期待したのですが、Fedora Linux 42 でようやく採用されたばかりなので、RHEL ではさすがに従来通りの Anaconda の UI でした。そもそも RHEL10 ベータ版では従来の Anaconda でしたので、変わるはずもないのですが…。

Red Hat Enterprise Linux 10 のインストール (1)

インストールの詳細は省略します。今回は Firefox もインストールされることを期待して「ワークステーション」でインストールしました。

Red Hat Enterprise Linux 10 のインストール (2)
Red Hat Enterprise Linux 10 のインストール (3)

インストール後、再起動して初めてログインしたときのデスクトップ画面です。

Red Hat Enterprise Linux 10 のデスクトップ画面 (1)
Red Hat Enterprise Linux 10 のデスクトップ画面 (2)

参考サイト

  1. Red Hat Enterprise Linux 10 Reaches GA - Phoronix [2025-05-14]
  2. Red Hat Enterprise Linux 10 starts trickling quietly out • The Register [2025-05-14]
  3. Red Hat Has Unofficially Released RHEL 10 - FOSS Force [2025-05-14]
  4. Already available? RHEL 10 can be downloaded before the announcement | heise online [2025-05-14]
  5. RHEL 10 同梱版主要 OSS のバージョンまとめ | SIOS Tech. Lab [2025-05-14]
  6. Red Hat Summit 2025 Homepage
  7. Red Hat Enterprise Linux 10
  8. 10.0 Release Notes | Red Hat Enterprise Linux | 10 | Red Hat Documentation
  9. 「Red Hat Enterprise Linux 10」リリース、ブート可能コンテナ、CLIで使える生成AIアシスタントなどの新機能 | IT Leaders [2025-05-21]
  10. レッドハット、「Red Hat Enterprise Linux 10」を発表:日経クロステック Active [2025-05-21]
  11. 米Red Hat、「Red Hat Enterprise Linux 10.0」を発表 | Think IT(シンクイット) [2025-05-21]

 

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2024-12-22

CentOS Stream 10 リリース

CentOS Stream は、継続的に提供される Red Hat® Enterprise Linux (RHEL) のディストリビューション・アップストリームを、オープンソース・コミュニティのメンバーが Red Hat の開発者と連携して開発、テスト、貢献することができる、Linux® ディストリビューションです。

CentOS Stream 10 が 12 月 12 日(現地時間)に The CentOS Project からリリースされました [1]

CentOS Stream 10 は RHEL 10 のマイナーバージョンが作成されるブランチとして使用されます。ライフサイクルはおよそ 5 年で、2030 年まで保守される予定です。正確な日付は、2025 年にリリースされる RHEL 10 のフルサポートフェーズの終了日となります。

CentOS のプロジェクトサイト

CentOS Stream 10 は、AMD/Intel 64ビット、ARM 64ビット、IBM Power、および IBM System Z アーキテクチャ向けのインストールイメージが提供されています。

CentOS Stream 10 (Server with GUI) インストール後のアプリ一覧

主な特徴

RHEL 9 から新しくなった主な変更点は以下のとおりです。

  • Linux kernel 6.12
  • Python 3.12
  • Go 1.23
  • Rust 1.82
  • Valkey 7.2
  • GNOME 47

インターネット・ブラウザが無い!

インストール後、いつものようにインストールされている Firefox が見当たりませんでした。dnf search コマンドで探しましたが見つかりませんでした。まだ RHEL 10 がリリースされる前なので、今後、Firefox あるいは他のブラウザが追加されるのかもしれません。

参考サイト

  1. Introducing CentOS Stream 10 – Blog.CentOS.org [2024-12-12]
  2. 「CentOS Stream 10」発表、Linuxカーネル 6.12 LTSを搭載|CodeZine(コードジン) [2024-12-18 ]
  3. CentOS Project、「CentOS Stream 10」を発表 | Think IT(シンクイット) [2024-12-15]

 

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2024-10-30

Fedora Linux 41 リリース

Fedora Linux は Red Hat 社が支援するコミュニティ Fedora Project で開発されている Linux ディストロです。このディストロは、最新の技術を積極的に取り込むことで知られています。Fedora Linux の開発成果は CentOS Stream に取り込まれます。ここでテストを経て最終的に Red Hat Enterprise Linux, RHEL へ反映されます。Fedora Linux は、おおむね春と秋の年二回の頻度で新しい版がリリースされています。

Fedora Linux 41 が 10 月 29 日(現地時間)にリリースされました。

Fedora Linux 41 Workstation のデスクトップ

Fedora Linux 41 における変更点は、デスクトップ環境に最新の GNOME 47 が採用されるなど多岐にわたっていますが、個人的に注目している変更点をまとめました。

Retire Python 2.7
python 2.7 パッケージは置き換えられることなく引退(廃止)。そのため、python コマンドは Python 3 系を指します。python3 コマンドもひきつづき利用可能です。
Changes/Python3.13
Python スタックを Python 3.12 から最新のメジャーリリースの Python 3.13 へ更新。
Python built with gcc -O3
デフォルトの -O2 コンパイラフラグの代わりに、-O3 を使って CPython をビルドして高速化(pyperformance による計測で幾何平均が 1.04 倍高速)。
Replace Redis with Valkey
Redis のライセンスが RASLv2/SSPL に変更されたため [6]、Redis を廃止して Redis をフォークした OSS である Valkey へ移行。
GIMP version 3
GIMP, GNU Image Manipulation Program の次期メジャーバージョン 3 を導入。

参考サイト

  1. Whats new in Fedora Workstation 41 - Fedora Magazine [2024-10-29]
  2. Fedora Linux 41 is here! - Fedora Magazine [2024-10-29]
  3. Releases/41/ChangeSet - Fedora Project Wiki
  4. Valkey
  5. 幾何平均 - Wikipedia
  6. Redis Licensing Overview - Redis
  7. GIMP - GNU Image Manipulation Program

 

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2024-09-18

Fedora Linux 41 ベータ版リリース

Fedora Linux は Red Hat 社が支援するコミュニティ Fedora Project で開発されている Linux ディストロです。このディストロは、最新の技術を積極的に取り込むことで知られています。Fedora Linux の開発成果は CentOS Stream に取り込まれます。ここでテストを経て最終的に Red Hat Enterprise Linux, RHEL へ反映されます。

Fedora Linux は、おおむね春と秋の年二回の頻度で新しい版がリリースされています。

来月 10 月 22 日にリリースが予定されている [1] 次期 Fedora Linux 41 のベータ版が 9 月 17 日(現地時間)にリリースされました。

Fedora Linux 41 beta のデスクトップ

Fedora Linux 41 beta は下記からダウンロードできます。

参考サイト [2] によると、主要な変更点は下記の通りです。

  • Python 2 の廃止
  • セキュアブートをサポートしているプロプリエタリの Nvidia ドライバ
  • DNF 5 / RPM 4.20

参考サイト

  1. Fedora Linux 41 Schedule: Key
  2. Announcing Fedora Linux 41 Beta - Fedora Magazine [2024-09-17]

 

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2024-08-31

正式リリースされていた deepin 23

deepin は、Debian の安定版をベースとした Linux ディストリビューションで、中国に拠点をおく Wuhan Deepin Technology Co., Ltd.(武汉深之度科技有限公司)が開発しています。デスクトップ環境に Qt を利用した独自の DDE (Deepin Desktop Environment) を採用しています。

気づくのが遅れましたが、長いプレビュー期間を経て、8 月 15 日に deepin 23 がリリースされました [1]

deepin のインストール用 iso イメージのダウンロードサイト

CPU アーキテクチャーは、X86 (x86_64), ARM に加えて LoongArch が含まれているのが興味深いです。RISC-V もサポートしています(記事執筆時点ではこのアーキテクチャのみプレビュー版です)。

deepin 23 のデスクトップ画面

早速、仮想環境 GNOME Boxes に deepin 23 をインストールしてみましたが、仮想環境との相性が悪いのでしょうか、しばらくするとフリーズしてしまいます。この週末に実機(古いノート PC)にインストールして詳しく調べるつもりです。

なお、ナナッキーさんのサイト [2] で deepin 23 がすでに紹介されています。

日本語変換については、Mozc にこだわらなければ、Anthy で日本語変換ができます。

※ Mozc に比べれば、Anthy の日本語変換はおバカなので、慣れないと苛々するかもしれません。😅

本ブログ deepin 23 プレビュー版の記事 [3] にしたがって、正式版でも試しましたが、同じように日本語変換ができました。あいにく、そのあと仮想環境がフリーズしてしまってスクリーンショットを取れなかったので、プレビュー版の記事の内容を抜き出しました。

bitwalk@deepin-pc:~$ sudo apt install fcitx5-anthy
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています... 完了        
状態情報を読み取っています... 完了        
    ...
    ...
以下の追加パッケージがインストールされます:
  anthy anthy-common kasumi libanthy1 libanthyinput0
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  anthy anthy-common fcitx5-anthy kasumi libanthy1 libanthyinput0
アップグレード: 0 個、新規インストール: 6 個、削除: 0 個、保留: 1 個。
5,965 kB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 30.1 MB のディスク容量が消費されます。
続行しますか? [Y/n] y
取得:1 https://community-packages.deepin.com/beige beige/main amd64 anthy-common all 1:0.4-2 [5,595 kB]
    ...
    ...
libc-bin (2.37-12deepin3) のトリガを処理しています ...
man-db (2.12.0-1) のトリガを処理しています ...
bitwalk@deepin-pc:~$ im-config -n fcitx5
bitwalk@deepin-pc:~$ 

コントロールセンターを起動して、左側の「キーボードと言語」タブをクリックして表示される右側画面上部の「Input Method」タブを選択して、以下のように「キーボード - 日本語」と「Anthy」を追加します(「英語」は削除)。

 

これで Ctrl + SPACE で英数入力と(ローマ字)ひらがな入力を切り替えます。さらにひらがな入力の時は SPACE で変換候補を表示、Enter で確定となります。

Text Editor での日本語入力例

実機にインストールして、後日、詳しくまとめる予定です。

参考サイト

  1. deepin 23 Release Note – Deepin Technology Community [2024-08-15]
  2. 優れたデスクトップ環境Deepinの紹介、ただし問題もあり|ナナッキー [2024-08-18]
  3. bitWalk's: deepin [2024-04-29]

 

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2024-04-24

Fedora Linux 40 のリリース

Fedora Linux は Red Hat 社が支援するコミュニティ Fedora Project で開発されている Linux ディストロです。このディストロは、最新の技術を積極的に取り込むことで知られています。Fedora Linux の開発成果は CentOS Stream に取り込まれます。ここでテストを経て最終的に Red Hat Enterprise Linux, RHEL へ反映されます。

Fedora Linux は、おおむね春と秋の年二回の頻度で新しい版がリリースされています。

Fedora プロジェクトは、予定どおり 4 月 23 日(現地時間)に Fedora Linxu 40 をリリースしました [1]。インストール用の iso イメージは、下記 Fedora プロジェクトのサイトからダウンロードできます。

Fedora プロジェクトのサイト

Fedora Linux 40 Workstation のデスクトップ環境は、最新の GNOME 46 です。

Fedora Linux 40 Workstation のデスクトップ画面 (GNOME 46)

KDE spin のデスクトップ環境は KDE Plasma 6 です。

Fedora Linux 40 KDE spin のデスクトップ画面 (KDE Plasma 6)

参考サイト

  1. OMG! We’re at forty! (Announcing the release of Fedora Linux 40) - Fedora Magazine [2024-04-23]
  2. bitWalk's: Fedora Linux 40 ベータ版公開 [2024-03-27]

 

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