PyGObject で matplotlib を扱う方法が判ったので、最近は実務的な用途から手始めにプロットするプログラムを作っています。
統計的工程管理 (SPC) のチャート作成はそのひとつです。測定値のトレンド管理をする際に、特有の決まり事みたいなものがあります。それは、スペック(規格値)の上限とか下限の横線を引くことなのですが、単純にプロットの左端から右端まで線を引きたかったことと、凡例ではなくプロットの右端にテキストラベルを付けたかったので、いろいろ調べながら試行錯誤をして、とりあえず下記のやり方に落ち着きました。
下記の例ではスペックの上限、下限と狙い値だけ線を引いていますが、実用的には色とりどりの線を何本も引くので、凡例を作ると却って煩わしくなります。SPC チャートを作成する基本情報として備忘録にしました。
本ブログ記事では下記の OS 環境で動作確認をしています。
Fedora 32 (Workstation Edition) | x86_64 |
gtk_matplotlib_2.py
gtk_matplotlib_2.py の実行例
参考サイト
- matplotlib.axes.Axes.axhline — Matplotlib 3.2.2 documentation
- matplotlib.axes.Axes.text — Matplotlib 3.2.2 documentation
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