先日、本ブログの記事 [1] で Puppy Linux の導入について紹介しました。その時、USB メモリへ iso イメージを書き込む方法として、Windows 上で Rufus を使いましたが、その後、他の方法も再確認しました。そもそもどのやり方でも起動できることを確認したつもりだったのですが、そうではありませんでした。
本ブログの記事 [1] で紹介したイメージの書き込み方法は下記の三つでした。
- dd コマンドで書き込む
- Fedora Media Writer で書き込む
- Windows 上で Rufus で書き込む
Fedora 32 上で 1. の dd コマンドで Puppy Linux (BionicPup32 8.0) の iso イメージ を書き込みました。
[bitwalk@fedora-pc ~]$ cd ダウンロード [bitwalk@fedora-pc ダウンロード]$ ls *.iso bionicpup64-8.0-uefi.iso [bitwalk@fedora-pc ダウンロード]$ sudo dd if=bionicpup64-8.0-uefi.iso of=/dev/sde bitwalk のパスワード: 724992+0 レコード入力 724992+0 レコード出力 371195904 bytes (371 MB, 354 MiB) copied, 101.446 s, 3.7 MB/s [bitwalk@fedora-pc ダウンロード]$
イメージを書き込んだ USB メモリを、評価用 PC の USB ポートに挿して起動すると、下記のように puppy_bionicpup64_8.0.sfs が見つかられないというエラーで Puppy Linux の起動に失敗します。
2. の Fedora Media Writer で書き込んだ場合も、Puppy Linux 起動の成功率は低いです。3. の Rufus で書き込んだ場合ですら成功率は 100% ではありませんでした。手持ちの USB メモリをとっかえひっかえ試しているうちに判ってきました。
同じブランドの USB メモリを使って、同じように書き込みをして、同じ環境 (PC) で試しても、同じ結果にならないことに苛立ちます。
一方で、Puppy Linux の起動に成功した USB メモリは、手持ちの PC のどれでも問題なく起動できます。この違いはどこから来るのか謎です。USB メモリはブランドや表示容量が同じでも、NAND チップの性能、容量が微妙に異なったりするものですが、インストールイメージを書き込んで、挙動に違いが出て困るということは今までありませんでした。「Puppy Linux 愛」があれば徹底的に問題を解析して、確実はな起動シーケンスの提案をするべきなのでしょうが、そういうガッツはありません。😓
幸運にも Puppy Linxu の起動に成功している USB メモリがありますので、次のアプローチとして、これをそっくりそのままコピーして使えるかどうか試してみることにします。
参考サイト
- bitWalk's: Linux ディストロ探訪(18) 〜 Puppy Linux 導入編 〜 [2020-07-19]
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