Puppy Linux (BionicPup32 8.0) の iso ファイルから、USB メモリに起動イメージを作成する際、必ず成功するとは限りませんでした。同じブランドの USB メモリを使って、同じように書き込みをして、同じ環境 (PC) で試しても、同じ結果にならないことに悩んでいます [1]。
一方、Puppy Linxu の起動に成功している USB メモリもあります。そこで、起動イメージを作成できない根本原因を解決せず、別のアプローチとして、起動に成功している正常な USB メモリをそっくりそのままコピーして、使えるかどうか確認しました。
下記、二つの方法を確認しました。
- Clonezilla で複製
- dd コマンドで複製
1. の Clonezilla を利用した複製方法は、参考サイト [2] で紹介したとおりです。
2. の dd コマンドによる複製は、Fedora 上で下記のようにしました。複製終了まで結構かかりました(2668.57 s ≈ 45 分‼)。
[bitwalk@fedora-pc ~]$ sudo dd if=/dev/sdf of=/dev/sde [sudo] bitwalk のパスワード: 15132672+0 レコード入力 15132672+0 レコード出力 7747928064 bytes (7.7 GB, 7.2 GiB) copied, 2668.57 s, 2.9 MB/s [bitwalk@fedora-pc ~]$
上記どちらの方法で複製した USB メモリも、無事 Puppy Linux を起動することができました。
8GB のメディアから 16GB のメディアへ複製をしているので、下記のように Fedora 上の GParted を使って、余った領域をスワップと FAT32 に割り当てました。
スワップ領域を必要とするような重いタスクを、今のところ Puppy Linux では試していませんが、どうせ余っている領域ならばということで保険的な目的で確保しています。Linux のスワップ領域を Puppy Linux が認識すれば、自動的にスワップ領域としてマウンドされます。
Puppy Linux のイメージを USB メモリに書き込み、確実に起動するようにするための根本原因の究明を何もしていないので、いまいちスッキリしませんが、こちらはひきつづき調べることにします。
参考サイト
- bitWalk's: Puppy Linux の起動に失敗する [2020-07-23]
- bitWalk's: Linux ディストロ探訪(19) 〜 Clonezilla 〜 [2020-07-24]
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