Amazon.jp で売っている低価格帯の HDMI キャプチャーボードは、小さなスティック状の筐体に HDMI のポートと USB 2.0 / 3.0 のプラグが付いています。これは Web カメラの動画を USB ポートから取り込むのと同じように、PC などの HDMI 出力を取り込んで USB ポート経由で取り込むのだろうと考え、そうであれば Linux でも Cheese で画像や動画を取り込めるはずだと考えました。
Cheese とは、UVC (USB Video device class) ストリームを扱うことができる、GNOME の Web カメラアプリケーションです(Wikipedia より引用、編集しました)。
最近は、Fedora 上の GNOME Boxes 仮想環境で Linux ディストロの評価をすることが多くなり、スクリーンショットの取得で困ることが少なくなりました。しかし、スクリーンショットを取れないところがわずかに残っています。それは BIOS(今では UEFI ファームウェアというのが正しいんですよね)画面のスクリーンショットを取りたい時です。たったこれだけのために何か買うのは勿体ないと思っていましたが、動画も取れるので試してみるのも悪くないと考え、手頃な価格帯の「HDMI キャプチャ」なるものを Amazon.jp で買ってみました。
本ブログ記事では下記の OS 環境で動作確認をしています。
Fedora 32 (Workstation Edition) | x86_64 | |
PC : Jumper EZpad 6 Pro |
Cheese でキャプチャ
Windows PC の HDMI ポートに挿したケーブルのもう一方の端をキャプチャーボードへ接続して、キャプチャーボードを Linux PC (Fedora) 側の USB 2.0 ポートへ挿して Cheese を起動したところ、Windows PC の画面が表示されました。
念のため、接続の模式図を示しました。
これで、下記のような、いままでスクリーンショットを取るのが難しかった箇所も簡単に取れるようになりました。
さて、そうなると次は動画も扱いたくなりますが、急がず、焦らず、良いテーマを探しながらぼちぼちトライすることにします。
参考サイト
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