openSUSE (/ˌoʊpənˈsuːzə/) は、ドイツを拠点とする SUSE Software Solutions Germany GmbH と他の企業などが支援する openSUSE プロジェクトが開発している Linux ディストリビューションです。openSUSE には二種類の版があります。商用版の SUSE Linux Enterprise (SLE) とコードベースを共有する LTS(長期サポート)スタイルの Leap と、より最新のパッケージを利用できるローリングリリーススタイルの Tumbleweed です。
GNOME 40 の下記サイトの下方にある Try it Out のセクションで、GNOME 40 のデスクトップ環境をいち早く利用できるディストリビューションに、GNOME OS Nightly, Fedora 34 Beta に加えて、openSUSE がありました。そうでした、ローリングリリースの openSUSE Tumbleweed ではもう GNOME 40 を利用できるのです。
openSUSE ではデスクトップ環境の選択肢がありますが、なんといっても KDE Plasma だろうという思い込みがあって、先月に正式リースされたばかりの GNOME 40 をこんなに早く利用できるようになるとは思っていませんでした。
と言うわけで、下記サイトから iso イメージ (Offline Image : openSUSE-Tumbleweed-DVD-x86_64-Snapshot20210414-Media.iso) をダウンロードして、GNOME Boxes 上の仮想マシンにインストールしてみました。
Fedora 34 リリース時の記事で使うつもりで用意しておいた説明の一部を、画像を openSUSE Tumbleweed の GNOME 40 デスクトップ画面のスクリーンショットに差し替えて紹介します。😅
画面左上の「アクティビティ」をクリックするとアクティビティ画面に変わり、ダッシュ (Dash) が画面下に横向きに表示されるようになりました。
- ⊞ Win または Alt + F1
- デスクトップ画面とアクティビティ画面を切り替えます。
ダッシュの右端にある( 3 x 3 点 アイコン)をクリックすると、デスクトップアプリケーションの一覧が表示されます。
- ⊞ Win + A
- アプリケーション一覧の表示
参考サイト [2] によると openSUSE Thumbleweed は
セキュリティアップデート、バグフィックス、新機能(多くの場合、新しいソフトウェアバージョンとして)が openSUSE コミュニティによって統合され、テストされると同時に提供されます。とありますので、新機能でも問題が無ければかなり早い段階で取り込まれることになるようです。openSUSE Thumbleweed における新機能のリリースプロセスがどうなっているのか、もう少し詳しく調べます。
参考サイト
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2 件のコメント:
自分もopenSUSEをgnome-boxesでインストールしました。ところが、ネットワークが繋がりませんでした。Fedora34Betaも試して、そちらはネットワークに問題はありません。
OpenSUSEのネットワークは上手く繋がりましたか?
私もgtk4のプログラミングをしていますので、よかったら覗いてください。
おもこん https://toshiocp.hatenablog.com
Gtk4 Tutorial https://github.com/ToshioCP/Gtk4-tutorial
Gtk4 Tutorialは英語です。
Toshio Sekiya さん、コメントをありがとうございます。
私は Fedora ユーザーですので、Fedora 34 上で GNOME Boxes を利用していますが、openSUSE Thumbleweed をインストール後、ブログ本文で紹介しているスクリーンショットにあるように、ネットワークの問題はありませんでした。
サイトのご紹介をありがとうございます。勉強させていただきます。
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