Red Hat Enterprise Linux, RHEL は、Red Hat 社によって開発されているエンタープライズ市場向けの Linux ディストリビューションです。最近の RHEL のライフサイクルは 10 年で、延長が必要であれば追加サブスクリプション (Extended Lifecycle Support Add-On) も提供されます。
米国時間 3 月 31 日に Red Hat 社から Red Hat Enterprise Linux 8.4 (RHEL8.4) のベータ版が公開されました。
RHEL 8 に対する 8.1, 8.2, ... は、Ubuntu で言えば LTS 版のポイントリリース、例えば 20.04.1, 20.04.2 に相当しますが、RHEL の方は毎回、リリース前のテスト用にベータ版が公開されています。
仮想マシン上で評価用に使用している RHEL のサブスクリプションを変更して、公開されたベータ版に乗り換えることができないかいろいろ試してみましたが、うまくできなかったので、Red Hat Customer Portal のサイトから rhel-8.4-beta-1-x86_64-dvd.iso をダウンロードして GNOME Boxes の仮想マシンにインストールしました。
趣味で Linux を楽しむのであれば「無料」であることは重要です。しかしエンタープライズ用途で、しかも長期間にわたって安定して Linux を使いたいのであれば、テクニカルサポートを含めて、どこに、どのぐらいコストをかけられるのかを検討することも必要です。
自分はまだ Red Hat の製品、サービスについて費用をまだかけていませんが、アカウントを作って利用をはじめています。
今回の Beta イメージの入手は Red Hat Beta Access という開発者向けの無料サブスクリプションを利用しています。
参考サイト
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