2021-04-25

ドンキの NANOTE P8 を衝動買い

ドン・キホーテは 4 月 20 日、プライベートブランド「情熱価格」の新製品として、7 インチの UMPC, NANOTE P8 を発表しました。価格は 32,780 円(税込み)で、全国のドン・キホーテ系列店舗が販売するということです。

UMPC とは、超小型ノートパソコンのことです。一時期、GPD Pocket に Linux をインストールして愛用していました [3]。残念ながらバッテリーがヘタってきて、しかも膨らんできたので使わなくなってしまいました。

その後、高性能な UMPC が次々と発売されましたが、10万円を越える値段で、おいそれと買い換えられなかったので、初代 GPD Pocket だけでマイブームは終わってしまいました。😭

今回ドンキから発売された NONOTE 第2弾は、そこそこの性能に手頃な価格、これなら買いたいという商品です。

それでも、急いでドンキに買い求めに繰り出すほどのことはないと思い、ドンキの楽天市場店で取り扱うようになるまで待つつもりでした。

用事で二俣川(横浜市旭区)へ行って、駅前にドン・キホーテ二俣川店があったので、NANOTE P8 が並んでいるかみてみたくなり入ってみました。電化製品が並んでいる辺りで NANOTE P8 が見当たらなかったのでお店の人に尋ねたら、店の奥から出してきてくれました。😍

もともとドンキの楽天市場店に掲載されたら買おうと思っていたので、即断で買ってしまいました。

NANOTE P8 の仕様概要は以下のとおりです。

型番UMPC-02-SR [SILVER]
CPUintel® Pentium N4200 1.1GHz (最大2.4GHz) クアッドコア
GPUintel® HD Graphics 505
液晶ディスプレイ画面サイズ 7 インチ / 画面解像度 1920×1200 IPS
タッチパネル10ポイントマルチタッチ 静電式
メモリ8GB LPDDR4
ストレージ64GB eMMC
WiFi802.11b/g/n
Bluetooth®ver.4.0
カメラ前面0.3MP
サイズ / 重さ(約)181×113.6×19.6(mm) / 約 560g
バッテリー容量7.6V / 2050mAh 連続使用時間 : 約7時間
インターフェイスType-C 端子 (充電用) / USB3.0端子 / microHDMI 端子 / 3.5㎜イヤホン端子 / スピーカー (x2) / マイク / microSD カードスロット(256GBまで対応)
OSWindows10 Home
OfficeOffice Mobile 内蔵
付属品ACアダプタ(約1.6mヘッド含む) / microHDMI-HDMI変換コネクタ(約165mm) / 取扱説明書 / 保証書
生産国中国

最初の起動

開梱すると、本体、ACアダプタ(約1.6mヘッド含む) / microHDMI-HDMI変換コネクタ(約165mm) / 取扱説明書 / 保証書の他に、

7インチUMPC『ナノート P8』(品番:UMPC-02-SR)ご案内

と書かれた A4 の紙二枚が入っていました。

これによると、

本製品につきましては初期設定後、Windows 画面に「Windows のライセンス認証」(下記イメージをご参照)とご案内が表示される場合がございます。

云々、とあります。

本体裏面に Windows 10 のプロダクトキーのシールが貼られているので、まあなんとかなるだろうとは考えましたが、プレインストールの Winodws を最初に起動する際に不安を覚えたのは初めてです。😅

最初は、何回も Windows の更新と再起動を繰り替えさなかればならないので、少しでも通信速度を稼ぐため、右上のような LAN アダプタを使って、USB 経由で有線ネットワークに接続できるようにしてから起動しました。

有線のネットワークに繋げていたためかどうかは定かではありませんが、Winodws のライセンス認証を求められることなく最初の起動を済ませ、拷問のような長い Windows Update を無事済ませました。

UMPC の使い道

最近のスマートフォンは実に高機能になりました。主流の ARM プロセッサの性能はフツーのパソコンのプロセッサの性能を越えてしまっています。ですので、いまどきのスマートフォンが一台あれば、モバイルライフを満喫できるはずです。ですが、なぜか満たされません。

思うに、自分がかつてのポケコンブームを経験した古い世代だからなのでしょう。UMPC のようなちっちゃい PC を見るととてもワクワクします。高性能であればなおさらですが、あいにく 10 万円を越えるような価格だと、そうそう手が出ません。それに、そのぐらいの価格帯であれば、もっと実用的な PC を買ってしまいます。

そういう意味で、ドンキの NANOTE P8 は、まさに自分にとって価格と魅力が釣り合っている商品と言えます。ぶっちゃけ、魅力はあるが実用性に乏しい PC であることをよく判って買ったつもりです。さて、何に使おうかな。🤔

Linux のインストールは、タッチパネル対応に確信が持ててからトライすることにして、しばらく Windows で遊びます。いいおもちゃになりそうです。

内臓バッテリーは消耗品

赤枠の「警告 注意」と書かれた厚紙が梱包された中にありました(右図)。

そうですか、内臓バッテリーに負担をかけないためには、充電が 100% になったらケーブルを抜くんですね、気をつけないと…。ケーブルをつなげていると、充電器からバッテリーに常に 12V が掛かっているということです。それにしても、バッテリー側で過充電を保護するようなしくみになっていないのでしょうか?いままで気にしたことがなかったので不思議です。

ところで、バッテリーが消耗品であることはもちろん判っているつもりですが、内臓バッテリーがヘタったら、製造元に交換をしてもらう、ということをドンキブランドで期待したことがありませんでした。😅

どうやら製造元である株式会社アール・ダブリュー・シーで、有償でバッテリー交換をしてくれるようです。

ドンキブランドの PC を何台も買っていますが、今までは(日本での)製造元が恵安株式会社になっているものばかりでした。記憶が定かではないのですが、こういう注意書きはいままでなかったように思います。

2019 年末、長野駅前のドンキで売れ残っていた MUGA ストイック PC2(恵安)を買って [4]、Linux のインストールテストに使っていましたが、バッテリーが膨らんできたので使うのを止めてしまいました。

NANOTE P8 でも、もしバッテリーが膨らんできたら、右の株式会社アール・ダブリュー・シー、カスタマーサポートに相談してみます。有償でも交換してもらえるのであれば、なんとなく安心します。

参考になったレビュー記事

インターネット上で「NANOTE P8」をキーワードで検索しただけでは、それが商品の紹介記事なのか、それとも実機を使って確認したレビュー記事なのかの区別が付きにくいですよね。参考になった NANOTE P8 のレビュー記事を下記に紹介します。

Fedora 34 Workstation Live (beta) を試す

Linux を実際にインストールしなくとも、USB メモリからライブ起動してどんな感じなのかを確認することができます。試しに Fedora 34 Workstation Live (beta) を起動してみました。Linux の Live イメージを書き込んだ USB メモリを挿しこんで起動したら、BIOS 側でなにもしなくとも Linux 側が起動しました。😮

ライブ起動した Fedora 34 Worksation (beta) のデスクトップ画面

タッチスクリーンのデバイスは予想通り認識されていません。カメラのデバイスも同様に認識されていませんでしたが、WiFi と Bluetooth は大丈夫そうでした。

参考サイト

  1. Nanote P8|家電|商品紹介|ドン・キホーテのプライベートブランド(PB)「情熱価格」|驚安の殿堂 ドン・キホーテ
  2. 【楽天市場】ドンキ限定商品 > 美容・ヘアケア家電/一般家電:ドン・キホーテ 楽天市場店
  3. bitWalk's: GPD Pocketを買ってしまいました [2018-02-17]
  4. bitWalk's: 衝動買いの MUGA ストイック PC2 [2019-12-06]

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