GTK 4.0 が先週リリースされました [1][2][3]。新しい GTK のリリース伴い、次の GNOME もバージョン番号が上がりますが、GNOME 4 ではなく GNOME 40 になるようです。今後は、マイナーリリースが 40.1, 40.2, ... となり、メジャーリリースが 41, 42, ... となります [4]。リリースは 2021 年 3 月に予定されているとのことです。
下記の記事に GNOME 40 の概略が紹介されていました。
実際に触って試していないので、いまひとつ説明内容の理解が足りませんが、ざっくりとまとめました。
Activities Overview の再構築
アクティビティの概要が再構築され、ワークスペースは水平に配置されるようになりました。
App grid
新しいデザインは、現行の GNOME 3.38 にかなり近いものになりますが、カスタマイズ性が向上します。複数のページ内でもフォルダを使っても、ランチャーを自由に配置し直すことができます。
ナビゲーション
ワークスペースを水平方向にレイアウトすることで、縦軸を使って概要 (Overview) やアプリのグリッドへの出し入れを管理します。
GNOME 40 デスクトップのモックアップ
参考サイト [5] に GNOME 40 デスクトップのモックアップが公開されていたのでリンクさせていただきました。
GNOME 40 デスクトップのモックアップ
Fedora Rawhide の開発版パッケージや iso イメージをテスト機にインストールすることで GNOME 40 を試すことができれば、あらためて記事にします。
参考サイト
- GTK 4.0 – GTK Development Blog [2020-12-16]
- オープンソースのGUIツールキット「GTK」が9年ぶりのメジャーバージョンアップ - 窓の杜 [2020-12-18]
- GTK 4.0がリリース - ソフトアンテナブログ [2020-12-17]
- New GNOME versioning scheme - Desktop - GNOME Discourse [2020-09-16]
- overview/spatial-overview.png · master · Teams / Design / os-mockups · GitLab
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