2020-11-02

Linux 版 Microsoft Edge をインストール

Microsoft 社は、Chromium ベースの新しい Microsoft Edge ブラウザーの Linux 版プレビュー(Dev Channel ビルド)を、米国時間 10 月 20 日に公開しました [1]。10 月後半は Ubuntu 20.10 や Fedora 33 のリリースでアタフタしていましたが、遅ればせながら Linux 向けプレビューの Edge をインストールしてみました。

本ブログ記事では下記の OS 環境で動作確認をしています。

Fedora 33 Workstation x86_64

参考サイト [2] から rpm パッケージをダウンロードしました。

Microsoft Edge ブラウザー Linux 版プレビューのダウンロードサイト

マイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項が表示されます。同意してダウンロード をクリックするとダウンロードが始まります。

端末エミュレータを起動して、ダウンロードした rpm パッケージを下記のようにインストールしました。

[bitwalk@fedora-pc ダウンロード]$ sudo dnf install ./microsoft-edge-dev-88.0.680.1-1.x86_64.rpm
[sudo] bitwalk のパスワード:
メタデータの期限切れの最終確認: 0:18:21 時間前の 2020年11月02日 20時33分39秒 に実施しました。
依存関係が解決しました。
================================================================================
 パッケージ              Arch        バージョン         リポジトリー      サイズ
================================================================================
インストール:
 microsoft-edge-dev      x86_64      88.0.680.1-1       @commandline       87 M
依存関係のインストール:
 libatomic               x86_64      10.2.1-6.fc33      updates            41 k

トランザクションの概要
================================================================================
インストール  2 パッケージ

合計サイズ: 87 M
ダウンロードサイズの合計: 41 k
インストール後のサイズ: 300 M
これでよろしいですか? [y/N]: y
パッケージのダウンロード:
libatomic-10.2.1-6.fc33.x86_64.rpm              367 kB/s |  41 kB     00:00    
--------------------------------------------------------------------------------
合計                                             38 kB/s |  41 kB     00:01     
トランザクションの確認を実行中
トランザクションの確認に成功しました。
トランザクションのテストを実行中
トランザクションのテストに成功しました。
トランザクションを実行中
  準備             :                                                        1/1 
  インストール中   : libatomic-10.2.1-6.fc33.x86_64                         1/2 
  scriptletの実行中: microsoft-edge-dev-88.0.680.1-1.x86_64                 2/2 
  インストール中   : microsoft-edge-dev-88.0.680.1-1.x86_64                 2/2 
  scriptletの実行中: microsoft-edge-dev-88.0.680.1-1.x86_64                 2/2 
Redirecting to /bin/systemctl start atd.service

  検証             : libatomic-10.2.1-6.fc33.x86_64                         1/2 
  検証             : microsoft-edge-dev-88.0.680.1-1.x86_64                 2/2 

インストール済み:
  libatomic-10.2.1-6.fc33.x86_64     microsoft-edge-dev-88.0.680.1-1.x86_64    

完了しました!
[bitwalk@fedora-pc ダウンロード]$ 

インストール後、GNOME のアプリ一覧を見ると、Edge のアイコンが追加されています。

GNOME のアプリ一覧に表示された Edge のアイコン

Microsoft Edge のアイコンをクリックして起動します。

二回目以降の起動では、次のように Windows と同じようなデフォルトの起動画面になります。

Microsoft Edge ブラウザー起動後の画面(二回目以降)

ちなみに、GNOME Software(ソフトウェア)上には Microsoft Edge は登録されていませんでした。

GNOME Software(ソフトウェア)上での Microsoft Edge の登録状態

普段は Google Chrome を利用していますので、自分に Microsoft Edge が必要なのかとは思いますが、しばらく Linux 上での使い心地について評価を続けようと思います。

インターネットブラウザのマーケットシェア

インターネットブラウザのマーケットシェアを参考に載せました。Linux にも対応することで Edge のシェアは伸びるでしょうか?

単純にブラウザのマーケットシェア拡大よりも、オンラインで利用する Microsoft 365 の(サブスクリプション)ユーザー拡大が重要なのかもしれません。

参考サイト

  1. 「Microsoft Edge」Linux版のプレビュー公開 - ZDNet Japan [2020-10-22]
  2. Microsoft Edge Insider

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