Google ChromeOS は、Google が設計した OS です。Linux カーネルをベースにしており、Google Chrome ウェブブラウザをメインのユーザインタフェース (UI) として使用しています。そのため、ChromeOS は主にウェブアプリケーションをサポートしています。
2年ほど前、家電量販店のコジマで見かけて衝動買いをした Lenovo Ideapad Duet が、自分が持っている唯一の ARM 系プロセッサを搭載した Chromebook です [1] [2]。ChromeOS では Linux のコンテナ (Debian 11) を起動できます [3]。
Linux が利用できるだから、Python で GUI アプリを作って Chromebook でも利用しようと意気込んだのですが、当時 ARM プロセッサ対応の PySide6 が pip (Python Package Index, PyPI) で利用できなかったので、やむなく Kivy を評価し始めましたが、長続きしませんでした。😭
自分が作りたい類の GUI アプリは、チャートやテーブルを多用するので、PySide6 の方が圧倒的に作りやすかったからです。
そんな PySide6 ですが、現行バージョン 6.6.0 で ARM プロセッサーにも対応したようです。😁
なんだか俄然、Chromebook で Linux コンテナを利用するモチベーションがあがってきました。Lenovo Ideapad Duet に搭載されているプロセッサは MediaTek® P60T (8C, 4x A73 @2.0GHz + 4x A53 @2.0GHz) 、新しいプロセッサではないので非力です。しかし、ARM 系プロセッサを(Andoroid を除く)Linux でじっくり使ったことがないので、Chromebook の Linux コンテナでしばらく使い込んでみたいと思っています。
また、Chromebook の Linux コンテナ上で Python の GUI プログラムを利用するにあたって、調べたことなどを紹介していく予定です。
使用したサンプル
日本でも来年になったら発売されるかもしれない Chromebook Plus のプロセッサは、プロセッサの対象が x86_64 系だけのようで残念ですが[4] [5]、手頃な価格な ARM プロセッサ搭載の Chromebook で、ストレージ容量が大きければ買ってしまうかもしれません。、
参考サイト
- bitWalk's: Lenovo Ideapad Duet を衝動買い [2021-10-02]
- IdeaPad Duet Chromebook|コンパクト 2 in 1 タブレット|ZA6F0019JP | レノボ・ ジャパン
- Chromebook で Linux をセットアップする - Chromebook ヘルプ
- Chromebook Plus: more performance and AI capabilities [2023-10-02]
- Google、高品質でAI搭載の「Chromebook Plus」を定義 399ドルから - ITmedia NEWS [2023-10-03]
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