2023-11-12

QTableWidget を使う ~ PySide6

PySide (Qt for Python) は、Qt(キュート)の Python バインディングで、GUI などを構築するためのクロスプラットフォームなライブラリです。Linux/X11, macOS および Microsoft Windows をサポートしています。配布ライセンスは LGPL で公開されています。

スプレッドシートを使いたければ、Excel のような表計算アプリを使えば良いのです。しかし自分でアプリを作っている時に、簡単なスプレッドシート的なウィジェットを利用できればいいなと思うときがあります。そんな時、よくよく用途を考えると、簡単な入力が出来るテーブル状のウィジェットで用が足りてしまう場合が多いのです。そこで、入力ができるだけのごく簡単なテーブル・ウィジェットを作ってみました。

下記の OS 環境で動作確認をしています。

Fedora Linux 39 x86_64
Python 3.11.6
PySide6 6.6.0

具体的な表があれば、QTableView を利用して表示用のモデルを用意すれば良いのですが、何もないところから使えるようなテーブル状のウィジェットとなると、どうすれば良いか悩んでしまいました。

そういえば QTableWidget という、QTableView とよく似たクラスがあったと思いだして調べて見たところ、行数、列数を指定するだけでテーブルウィジェットとして利用できることが判りましたので、早速簡単なサンプルを作ってみました。入力する文字列と数値は区別したかったので、文字列の入力は左寄せ、数値の時は右寄せでセル内に表示されるようにしました。

worksheet.py の実行例

QTableWidget クラスを継承した WorkSheet クラスとして、少しずつ機能を追加していこうと考えています。

worksheet.py

参考サイト

  1. QTableWidget - Qt for Python

 

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