会社で使っている PC で、あるプログラムのパスを通すため、コントロールパネルから「システムの詳細設定」で環境変数を設定しようとしたところ、管理者権限が要求されてしまいました。あれっ、ユーザー権限(標準ユーザー)は自分のアカウント用にパスを通せなかったっけ?と思って調べたところ [1]、そうでした、ユーザーアカウント(の設定)から環境変数の編集ができたのでした。
当初、PowerShell で設定しようとしたり、レジストリーエディタ (regedit) を編集しようとしたり、無駄な試行錯誤を重ねてしまったので、備忘録用に自宅の Windows PC で取ったスクリンショットをまとめました。
※ PowerShell でも設定できるはずですが、そのときは必要な情報にたどり着けず、未確認です[3]。
下記の OS 環境で動作確認をしています。
Windows 11 Home 22H2 | x86_64 |
まず、コントロールパネルを開いて、「ユーザーアカウント」をクリックします。
ユーザーアカウントの画面で、再度、ユーザーアカウントをクリックします。
ユーザーアカウント(の変更)の画面、左下に「環境変数の変更」の項目があるので、これをクリックします。
環境変数の画面が表示されるので、上段、ユーザー環境変数内の Path をマウスで選択して 上段の 編集(E)... ボタンをクリックします。
「環境変数名の編集」画面で、新規(N) ボタンをクリックして、パスを追加して OK ボタンをクリックして完了です。
そういえば、コントロールパネルはまだ Windows に残っているんですね [4]。「設定」に統一して、もっと設定操作を統一感があるシンプルな内容にして欲しいものです。広く世の中で使われる OS は、多くの昔ながらのユーザーのことを考えて過去の遺物を引きづらなければならず、ごちゃごちゃしてきて大変です。
参考サイト
- 【Windows】管理者権限のないユーザーが「環境変数」の設定を変更する方法 [2017-03-15]
- Windows 10での管理者権限なしの環境変数の変更 | Linuxコマンド.NET [2017-06-13]
- 環境変数について - PowerShell | Microsoft Learn
- ついに!Windows 10から「コントロールパネル」が消える | ギズモード・ジャパン [2020-07-08]
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