Fedora Linux は Red Hat 社が支援するコミュニティ Fedora Project で開発されているディストリビューションで、最新の技術を積極的に取り込むことで知られています。また Fedora Linux の開発成果が、後にリリースされる Red Hat Enterprise Linux, RHEL に取り込まれています。Fedora Linux は、おおむね春と秋の年二回の頻度で新しい版がリリースされています。
Fedorqa プロジェクトのプログラムマネージャの Ben Cotton 氏によると、Fedora Linux 37 のリリースは、大幅に遅れるようです[1]。現在のところのリリース・ターゲットは 11 月 15 日ということです。
Google ChromeOS を搭載しているノートパソコンは、Chromebook と呼ばれています。そして、ChromeOS Flex は、既存の PC や Mac にインストール可能なバージョンです。
特段新しい PC というわけではないけれど、クーポンを適用すれば 3 万円ちょっとで買える 2 in 1 PC, Teclast X6 Plus を Amazonn.co.jp で衝動買いしてしまいました[1]。2 in 1 PC ですが、専用の別売りキーボードは在庫切れで入手できないということだったので、いっそ Windows をタブレット用途にとことん使ってみる、というテーマを設定しました。
しかし、Linux (Fedora Linux) のライブメディアでちょっと動作を確認したところ、Linux でもタッチスクリーンが利用できることを知ってしまったので、テーマを変えて Linux 化することにしました。
ところが、なかなかうまくいかず、結果として Google ChromeOS Flex をインストールしてしばらく使うことにしたので、その顛末をまとめました。
撃沈した Fedora Linux 37(ベータ版)
結論を言うと、普段使っている Fedora Linux をインストールして使うことを諦めました。タッチスクリーンは確かに利用できるものの、下記の不具合、特に 2. が致命的でした。
加速度センサを検知しているが、画面が常に時計反対周りに 90°回転した表示になる。
画面のチラツキが激しい。
この失敗で、買ったばかりの PC が文鎮化するのはとっても悔しいので、他のディストリビューションを試すことにしました。自分のあまり多くはない経験の中で、タッチスクリーンの PC にインストールして成功したケースが多かった Manjaro を試してみることにしました。
KDE は、X Window System 上で動作するデスクトップ環境およびその環境用の各種アプリケーション、また、その開発プロジェクトを指すこともあります。ツールキットには Qt を採用しています。デスクトップ環境の他、ウェブブラウジングやファイル操作、マルチメディアの再生、オフィス作業など多くの用途のための数多くのアプリケーションプログラムも開発・提供しています。
KDE Plasma 6.0 が搭載される最初の Linux ディストロは、Fedora Linux 38 の KDE Spin と Kubuntu 23.04 になるそうです。自分は Fedora Linux をメインに使っていますので、今から Fedora Linux の開発版である Fedora Rawhide (KDE Spin) を仮想マシンにインストールして、変化をモニターしていこうかと画策しています。