Ubuntu (/ˈʊbʊntuː/) は、Canonical 社から支援を受けて開発されている Debian をベースにした Linux ディストリビューションです。Ubuntu は半年ごと(通常 4 月と 10 月)にリリースされます。リリースの番号は、西暦の下二桁とリリース月を合わせて 21.10 のように表示されます。Ubuntu は Desktop, Server および Core(IoT 向け)の 3 つのエディションをリリースしています。
リリースの種類には通常版と、長期サポート版(LTS、Long Term Support)があります。通常版のサポート期間はリリースから 9ヶ月です。長期サポート版は 2 年毎(8.04 LTS から、西暦偶数年の 4 月)にリリースされ、サポート期間は公開から 5 年です。さらに ESM (Extended Security Maintenance) プログラムを利用すると、最長10年のサポートが受けられます。
にわか Ubuntu ユーザになって、Ubuntu 21.10 を使っていますが、気になっていたツールを使ってみました。
usb-creator-gtk とは
usb-creator-gtk は Ubuntu のインストール用 iso イメージからブータブル USB を作成するツールです。デスクトップのアプリ一覧では「ブータブルUSBの作成」という名前で登録されています(下図)。
マニュアルによると、Ubuntu インストーラ専用の USB 作成ツールの印象を受けますが、他のインストールイメージの iso も USB メモリに書き込めるようです。
あらかじめインストール用 iso をダウンロードしておき、さらに書き込む先の USB メモリを挿入しておいてから、「ブータブルUSBの作成」を起動します。
今回は、elementary OS の iso イメージを書き込んでみます。ブータブルUSBの作成 ボタンをクリックします。
開始確認のダイアログが表示されますので、はい(Y) ボタンをクリックして次に進みます。
認証が必要になるので、パスワードを入力します。
イメージの書き込みが始まります。
書き込み終了です。Ubuntu の iso イメージを書き込むことを前提としたメッセージになっています。😅
シンプルな操作で簡単にブートイメージを USB メモリに書き込みことができます。このツールは Debian に収録されていないので Ubuntu 固有のものだと思うのですが、整備していろんなディストリビューションで利用できるようにしてもいいのでは、と思いました。
参考サイト
- UbuntuのブートUSB作成 (usb-creator を使用) - Qiita [2016-08-21]
- 【Linux】Ubuntuで標準ツールを使ってUSBメモリにOSをインストール | 積水成淵日記 [2017-10-25]
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