2021-10-09

Chromebook で Linux を使う

Lenovo IdeaPad Duet Chromebook (ZA6F0038JP) を使い始めて一週間余り、普段使いでは結構フツーに使えています。平日、会社までは持ち込んでいないので、タブレットとしてはまだ限定的にしか使えていません。今のところ、ブラウザでちょっとした調べ物をしたり、動画を観たりとか、メインの PC を使いながらの補助的な役割を担っているだけですが、まあ、これで良いのです。

そんな、普段使いで満足できている Chromebook ですが、Linux を利用できるようになっているので使ってみました。

Chromebook に Linux をセットアップ

下記のヘルプを参照しながらセットアップしました。

セットアップの手順を下記にまとめました。

Linux のセットアップは「設定」を開いて [詳細設定] → [デベロッパー] を選択します。

「設定」 から [詳細設定] → [デベロッパー] を選択

「Linux 開発環境」の「オンにする」をクリックします。すると、セットアップのウィンドウが表示されます。まずはデフォルトの設定のままでインストールします。

 

インストールが終わると、Linux のターミナルウィンドウが開きます。

Linux のターミナルウィンドウ

ちなみに、ランチャーをクリックしてアプリの一覧を表示すると「Linux アプリ」という名前で、ターミナルウィンドウが登録されています。

アプリ一覧に登録された「Linux アプリ」

インストールされた Linux は Debian 10 (buster)

インストールされた Linux は Debian 10 (buster) です[2019-07-06 リリース]。現在の最新版は Debian 11 (bullseye)[2021-08-14 リリース]ですが、最新版へのアップグレードはおいおい実施するとして、とりあえずそのまま使うことにします。

インストールされた Debian 10 (Buster)

Debian GNU/Linux の使い方は、下記サイトを参考にしてください。

Chrombook とファイル共有

Linux とフォルダを共有するには、「ファイル」アプリ内でフォルダを右クリックして「Linux と共有」を選択します。

「ファイル」アプリ内でフォルダを Linux と共有

共有されたフォルダは Linux では /mnt/chromeos 内にマウントされます。

「Linux アプリ」を起動してターミナルウィンドウで /mnt 内のディレクトリを確認すると、フォルダ名が英語になっているものの、確かに共有したフォルダがマウントされていることを確認できます。

ターミナルウィンドウで /mnt 内のディレクトリを確認

Chromebook で GIMP を使う

Chromebook で Linux が使えるようになっても、わざわざ Chromebook 上で Linux の開発環境をしっかり整備しようとは考えていません。しかし、使い慣れた Linux のアプリを利用できることはありがたいです。

以下、GIMP をインストールした例を紹介します。

bitwalk@penguin:-$ sudo apt install gimp
...
...
bitwalk@penguin:-$ gimp
Linux にインストールした GIMP

さらにありがたいことに、インストールした GIMP が Chromebook のアプリ一覧に登録されています。

Chromebook のアプリ一覧に登録された GIMP

参考サイト

  1. bitWalk's: Lenovo Ideapad Duet を衝動買い [2021-10-02]
  2. ChromebookのLinux開発環境構築 - Qiita [2021-06-02]
  3. Chromebook開発環境の構築方法|LinuxセットアップやPCの選び方も紹介 |パーソルテクノロジースタッフのエンジニア派遣 [2021-04-20]

 

 

下記【Amazon.co.jp 限定】は、ストレージが 64GB のようです。

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