Qt for Python (PySide2) は、Qt の Python バインディングを提供するプロジェクトで、オープンソース版の Qt と同じく、LGPLv3 / GPLv3 と Qt commercial license(商用ライセンス)が適用されています。最近はクロスプラットフォーム用の GUI ライブラリとして使うことが多くなりました。
自分の場合、新しい GUI ライブラリを使い始めるとき、ウィジェットのレイアウトの勉強をするために電卓エミュレータを作るのが常です。
PySide2 では、LCD ディスプレイ風に数字を表示できる QLCDNumber [1] クラスが利用できることを知ったので、結果を表示する部分に是非ともこれを使いたいと思いました。が、桁数や文字の大きさの調整がうまくできず、作りかけで放置してしまっていました。😅
最近、すこしずつ手を入れはじめ、そこそこ動くレベルに仕上げられましたので、そのサンプルを紹介します。
本ブログ記事では下記の OS 環境で動作確認をしています。
Fedora 34 (Workstation Edition Prerelease) | x86_64 |
実行例とプログラムは下記に紹介します。
calculator.py の実行例
calculator.py
Windows 上でも動くことを確認していますが、レイアウトや表示部、色などが微妙に期待と異なります。表示桁数も控えめに抑えてしまっていますので、継続的に改善していくつもりです。
参考サイト
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