# This is based on the following sample:
# https://matplotlib.org/stable/users/getting_started/
import matplotlib.pyplot as plt
import numpy as np
x = np.linspace(0, 2 * np.pi, 200)
y = np.sin(x)
fig, ax = plt.subplots()
ax.plot(x, y)
# デフォルトのファイル名を Untitled に設定
c = fig.canvas
ext = c.get_default_filetype()
c.get_default_filename = lambda: f"Untitled.{ext}"
plt.show()
Linux が好きで、自宅のメイン PC の OS はずっと Fedora Linux です。パソコンのハードウェア、ソフトウェア共に高機能になり、OS については Windows、macOS 以外の話題を耳にすることがすっかり少なくなってしまいました。今さら Linux を推奨したいわけではないのですが、それでも Linux 好きの言い分みたいなことをまとめたいと思い、つらつらと書き残しています。
自分のためにトレーディング・システムを作るのだから、これで好きな Linux にどっぷり浸ることができると期待していたのですが…、そんな期待は甘かったのでした。
取引ツール
証券会社が提供している取引ツールは Windows 上で動作します。どうしても Windows を使わなければならない事態に備えて Linux 化しなかった廉価なノート PC[2]に件の取引ツールをインストールしました。使ってみたところ、多機能で大変使いやすいツールだったので感動しました[3]。廉価で買った古い PC 上ですが、問題なく動作しているようです。
この取引ツールは、起動時に最新バージョンを確認して勝手にアップグレードしてしまう優れものです。歴史的に Windows のパッケージ管理機能がイマイチだった結果、アプリがセルフ・アップデートできるように進化したのだろうと感じました。
Microsoft Excel
Windows 上で動作する取引ツールは使いやすいのですが、自動取引についてはインターネットブラウザ (Firefox) で証券会社のサイトにログインして Python / Selenium のアプリで処理を自動化する方針でした。そうすれば Linux 上で開発して運用できると考えたからです。
日々、欠損の無いリアルタイムの株価データを収集したいので、開発環境としてもう一台 Windows PC を用意する必要が出てきました。幸い、購入した Excel のライセンスは 2 台分ありました。
現状、ディスプレイ 2 台と Windows ノート PC 本体の画面、ときどき Android タブレット画面を見ながらのトレーディングで、ディスプレイの追加は設置場所に困りました。そこで、追加する Windows PC は Windows 11 Pro を搭載したミニ PC を買うことにして[5]、メインの Linux マシンから Remmina[6]でリモート接続 (RDP) で Windows のデスクトップ画面を表示させて利用することにしました。
活躍する廉価な Windows PC
相変わらず Windows には使わないアプリが満載で、バックグラウンドで動いていてしっかりリソースを食っていたりするので、廉価 PC の非力な CPU が少しでも余裕を持って動作できるように、不要なアプリを見つけてはひたすらアンインストールする作業を続けて、専業 PC に仕立てました。
流行りのゲームで遊ぶのでなければ、廉価な Windows PC でも一手間かければしっかり、しかも低電力で働いてくれます。
いろんなことに使える高性能な Windows PC がフツーに売られていて、その一方で PC のソフトウェア売り場がすっかり少なくなってしまった現在、前述した使わないアプリが満載な初期状態の Windows PC は当たり前なのかもしれません。使いたいアプリが Microsoft Store にあればインターネット経由で入手できますしね。
買った Windows PC で Linux を起動できると確認できれば、迷わず Linux を上書きインストールしてしまう自分は、はっきり言って異端です。そして、最新の CPU を搭載した PC を、Linux 環境でぶんぶん稼働させたい派でもあります。そんなわけでメインの PC にはそこそこのスペックのものを買い求めますが、そう頻繁には買い替えができません。
そこで、廉価な PC を見つけると衝動買いをして Linux をインストールして遊ぶことが趣味みたいになっています。こういった PC は古くなっても Linux が動くので、不本意ながら、古くなった PC でも Linux をインストールすればまだまだ使えることを実感しています。しかし、だからと言って、古くなった PC に Linux をインストールすることを推奨することは避けたいものです。可能であれば新しい PC を使った方が OS がなんであれ、より多くのことができるからです。それに Windows に慣れ親しんでいるのであれば、わざわざ異なる操作を必要とする他の OS を使うことは、人によってはストレスにしかならない場合もあるでしょう。
一般的な用途であれば Windows PC で十分、いや、おそらく多くの人は OS を選ぼうなんて考えていないでしょうから、OS なんてなんでもいいじゃん でよいと思うのです。
だからこそ Linux を話題に
逆説的ではありますが、Linux 好きの言い分として Linux はこんなところで利用されている、ということをなるべく具体的に紹介していきたいと考えています。テーマを考えて不定期に公開していきます。
Red Hat Enterprise Linux, RHEL は、Red Hat 社が開発しているエンタープライズ市場向けの Linux ディストリビューションです。最近の RHEL のライフサイクルは 10 年で、延長が必要であれば追加サブスクリプション (Extended Lifecycle Support Add-On) も提供されています。
Red Hat Enterprise Linux 10 のデスクトップ画面(Dark スタイル)
参考サイト [1] によると、Red Hat Enterprise Linux 10 が GA(General Availability, 一般公開) になり、
上記 ISO イメージのうち Red Hat Enterprise Linux 10.0 Boot ISO (rhel-10.0-x86_64-boot.iso) をダウンロードして、Fedora Linux 42 (Workstation Edition) の GNOME Boxes 上にインストールしてみました。