Rawhide は Fedora Linux の開発バージョンに与えられている呼称です [1]。現在、Fedora Linux 39 がリリースされていますので、Rawhide は 40 のリリースに向けて開発が続けられています。Fedora Linux の次期バージョンのリリース予定の2ヶ月前ぐらいに rawhide のリポジトリから、Fedora Linux のリリース用のリポジトリがブランチされます。Fedora Linux 40 へのブランチは現在のところ 2024-02-06 の予定です [2]。
KDE プロジェクトが公開している Linux ディストロ KDE neon の unstable 版で、KDE Plasma 6 Beta 2 (5.91.90) が利用できるようになったことを、当ブログで紹介しましたが [3]、Fedora Rawhide でも、KDE Plasma 6 Beta 2 (5.91.0) が取り込まれました。KDE Plasma 6 のバージョンが微妙に異なりますが、壁紙の表示が KDE Plasma 6 Beta 2 と変わったので Beta 2 なのでしょう。😅
Fedora Rawhide (KDE) のデスクトップ[2024-01-01 時点]
2024 年になって、リリース候補版 (RC1, RC2) を経て、来月には KDE Plasma 6 の最初の正式版がリリースされる予定です。楽しみです。
なお、Fedora Rawhide の Spins の ISO イメージは下記から入手できます。
Fedora Rawhide の ISO イメージの入手先
参考サイト
- Rawhide :: Fedora Docs
- Fedora Linux 40 Schedule: Key
- bitWalk's: KDE Plasma 6 Beta 2 リリース [2023-12-21]
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