Fedora Linux は Red Hat 社が支援するコミュニティ Fedora Project で開発されているディストリビューションで、最新の技術を積極的に取り込むことで知られています。また Fedora Linux の開発成果が、後にリリースされる Red Hat Enterprise Linux, RHEL に取り込まれています。Fedora Linux は、おおむね春と秋の年二回の頻度で新しい版がリリースされています。
Fedora Linux では、Workstation 版で GNOME がデスクトップ環境として採用されていますが、他のデスクトップ環境も Spins [1] として iso イメージが公開されており、インストールしてすぐ利用できるようになっています。
本記事は KDE Plasma デスクトップ環境の紹介と日本語入力の備忘録です。
Fedora KDE Plasma Desktop の iso イメージは下記からダウンロードできます。インストール方法の説明は省略させていただきます。🙇
今回は仮想マシンではなく、テスト機にインストールしました。
KDE Plasma のバージョンは、2021 年 11 月 30 にリリースされた 5.23.4 で、現時点で最新のバージョンです。
日本語入力の設定
日本語入力をするには、追加パッケージのインストールが必要です。参考サイト [3] を参考にさせていただきました。
$ sudo dnf install fcitx-anthy fcitx-configtool kcm-fcitx
自分の環境では、さらに ~/.bashrc ファイルの末尾に下記を書き加える必要がありました。
export GTK_IM_MODULE=fcitx export XMODIFIERS=@im=fcitx export QT_IM_MODULE=fcitx
システム設定の入力メソッドの画面では、日本語キーボードと Anthy を登録して切り替えられるようにしました。Ctrl + SPACE または 漢字 キーで切り替えます。
再ログイン後、日本語入力ができることを確認します。
本ブログ記事の「Linux ディストロ探訪」で記事を書くため、日々、魅力ある Linux ディストロがないか物色しているのですが、KDE Plasma をデスクトップ環境に採用しているディストロが多くあります。過去に日本語入力の設定がうまくできずに記事掲載を断念したことが何度もあります。
メインで使っている Fedora Linux の Spin である KDE Plasma でいろいろ試してみて、もっと慣れようと思っています。まずは ibus-mozc を使えるようにしたいです、実はうまくいかなかったのですが…いや、何かが足りないだけかもしれません。😅
参考サイト
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