2020-06-16

openBD の API を利用した GUI サンプル (PyGObject)

openBD プロジェクト [1] は、書誌情報・書影の収集を版元ドットコム [2]、API システムの開発をカーリル(図書館横断検索サービス開発会社)[3] で運営している、書誌情報・書影を、ISBN で検索できる API のサービスです。

このサービスは、だれでも無償で自由に使えます。取得した書影・書誌データについても、前述したように「本の販促・紹介目的」であれば、自由な利用ができます。ただし、openBD が定める利用規約 [5] を守る必要があります。

openBD の API を利用する

Qiita に openBD の API の使い方を紹介しているサイトがありました(下記)。

サンプルコード (html) が紹介されていましたのでコピペして試してみたところ、サクサクと動くではありませんか!😮

書籍情報取得サンプルの実行例 (Firefox)

PyGObject でも同じような機能を実装した GUI を作ってみたいと思い、作ってみました。

openbdfinder.py

スマートな記述よりも、とにかく動くことを重視したので、ベタなコードになってしまっていますが、とりあえず動きます。🤗

なお、タブレットで使用することを意識して、フォントを大きくしています。

openbdfinder.py の実行例 (Fedora 32)

このサンプルをベースにして、バーコードリーダが使える、データベース付の蔵書管理アプリでも作ろうかと画策しています。惜しむらくは、最近は Kindle での購入が増えてしまっているので、印刷された本の増加はかなり抑えられてしまっていることです。

参考サイト

  1. openBD | 書誌情報・書影を自由に
  2. 書誌情報と書影とopenBD  | 版元ドットコム
  3. カーリル | 日本最大の図書館蔵書検索サイト
  4. ヘルプ - openBD Fetch
  5. openBD API 利用規約

 

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