CentOS Stream は、継続的に提供される Red Hat® Enterprise Linux (RHEL) のディストリビューション・アップストリームを、オープンソース・コミュニティのメンバーが Red Hat の開発者と連携して開発、テスト、貢献することができる、Linux® ディストリビューションです。
CentOS Stream 10 が 12 月 12 日(現地時間)に The CentOS Project からリリースされました [1]。
CentOS Stream 10 は RHEL 10 のマイナーバージョンが作成されるブランチとして使用されます。ライフサイクルはおよそ 5 年で、2030 年まで保守される予定です。正確な日付は、2025 年にリリースされる RHEL 10 のフルサポートフェーズの終了日となります。
CentOS のプロジェクトサイト
CentOS Stream 10 は、AMD/Intel 64ビット、ARM 64ビット、IBM Power、および IBM System Z アーキテクチャ向けのインストールイメージが提供されています。
CentOS Stream 10 (Server with GUI) インストール後のアプリ一覧
主な特徴
RHEL 9 から新しくなった主な変更点は以下のとおりです。
- Linux kernel 6.12
- Python 3.12
- Go 1.23
- Rust 1.82
- Valkey 7.2
- GNOME 47
インターネット・ブラウザが無い!
インストール後、いつものようにインストールされている Firefox が見当たりませんでした。dnf search コマンドで探しましたが見つかりませんでした。まだ RHEL 10 がリリースされる前なので、今後、Firefox あるいは他のブラウザが追加されるのかもしれません。
参考サイト
- Introducing CentOS Stream 10 – Blog.CentOS.org [2024-12-12]
- 「CentOS Stream 10」発表、Linuxカーネル 6.12 LTSを搭載|CodeZine(コードジン) [2024-12-18 ]
- CentOS Project、「CentOS Stream 10」を発表 | Think IT(シンクイット) [2024-12-15]
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