2024-12-22

CentOS Stream 10 リリース

CentOS Stream は、継続的に提供される Red Hat® Enterprise Linux (RHEL) のディストリビューション・アップストリームを、オープンソース・コミュニティのメンバーが Red Hat の開発者と連携して開発、テスト、貢献することができる、Linux® ディストリビューションです。

CentOS Stream 10 が 12 月 12 日(現地時間)に The CentOS Project からリリースされました [1]

CentOS Stream 10 は RHEL 10 のマイナーバージョンが作成されるブランチとして使用されます。ライフサイクルはおよそ 5 年で、2030 年まで保守される予定です。正確な日付は、2025 年にリリースされる RHEL 10 のフルサポートフェーズの終了日となります。

CentOS のプロジェクトサイト

CentOS Stream 10 は、AMD/Intel 64ビット、ARM 64ビット、IBM Power、および IBM System Z アーキテクチャ向けのインストールイメージが提供されています。

CentOS Stream 10 (Server with GUI) インストール後のアプリ一覧

主な特徴

RHEL 9 から新しくなった主な変更点は以下のとおりです。

  • Linux kernel 6.12
  • Python 3.12
  • Go 1.23
  • Rust 1.82
  • Valkey 7.2
  • GNOME 47

インターネット・ブラウザが無い!

インストール後、いつものようにインストールされている Firefox が見当たりませんでした。dnf search コマンドで探しましたが見つかりませんでした。まだ RHEL 10 がリリースされる前なので、今後、Firefox あるいは他のブラウザが追加されるのかもしれません。

参考サイト

  1. Introducing CentOS Stream 10 – Blog.CentOS.org [2024-12-12]
  2. 「CentOS Stream 10」発表、Linuxカーネル 6.12 LTSを搭載|CodeZine(コードジン) [2024-12-18 ]
  3. CentOS Project、「CentOS Stream 10」を発表 | Think IT(シンクイット) [2024-12-15]

 

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