Solus /ˈsəʊləs/ は、独自に開発された、アイルランド生まれの独立系 Linux ディストリビューションです。プロジェクトサイトによるとホームコンピューティングのためにデザインされたシステムとのことです。
パッケージ管理は、 PiSi パッケージマネージャーから派生した eopkg という独自の方式を使っています。デスクトップ環境は、独自に開発された Budgie のほか、GNOME, MATE, KDE Plasma 版が用意されています。
スローガンは、Install today. Updates forever.(今日インストールしよう、いつまでも更新できます)です [1]。
DistroWatch.com に 1 月 25 日付で Solus 4.1 のリリースアナウンスが出ていましたので [2]、仮想環境にインストールしてみました。本ブログではすでに Solus 4.0 を紹介していましたが [3]、Solus 標準のデスクトップ環境 Budgie では日本語入力/変換はできるものの、入力ソースの状態をデスクトップ上で確認することができず、日本語環境としては使いずらいものでした。
今回のリリースで、この不具合が改善されているかもしれないと期待したのですが、改善はされていませんでした。
前回ブログ記事を書いた時には他のデスクトップ環境を試していなかったので、今回は GNOME も試してみたところ、こちらは他のディストリビューションと同じく、画面右上のバーに入力ソースの状態が表示されていました(赤字矢印と丸)。
Budgie は GNOME をベースにしたデスクトップ環境なので、日本語などの言語圏の人が開発者に加わっていればすぐに対応がとれるのに…と、他力本願な期待をしてしまいます。💦
参考サイト
- About | Solus
- Distribution Release: Solus 4.1 (DistroWatch.com News)
- bitWalk's: Linux ディストロ探訪(8) 〜 Solus 〜 [2019-05-06]
- Getting Involved | Solus Help Center
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