ドン・キホーテのプライベートブランドである情熱価格から 2018 年 6 月 8 日に発売されたジブン専用PC&タブレット3 RM-F106-SR は、19,800 円(税別)という超低価格を打ち出した格安 PC です [1]。4GB のメモリを搭載してこの値段だということで注目をしていたのですが、発売開始時に買えず、そのまま忘れかけていました。ところがです!二週間ほど前、ドン・キホーテ 長野駅前店 で見つけてしまったので、これは買うしかないと躊躇なく買ってしまいました。
こういう格安 PC(&タブレット) に Linux をインストールして遊び倒す、というのが自分の趣味(ビョーキ?)なのです💦。
格安 PC に使われている CPU は非力で、安い周辺チップを Linux が認識できなかったりします。それでも良いのです。解像度の低い内蔵カメラはそもそも使わないし、サウンド機能だって音質が悪いのでそれほど重要ではありません。タブレットですからタッチスクリーンが使えれば大成功、Bluetooth が使えればもっと良い。最悪でも WiFi さえ利用できれば Linux をインストールして遊べるかな、と希望レベルがとても低いです。もちろん Windows で使えている全機能が Linux でも利用出来ればとても嬉しいのですが、そうでなくとも Linux をインストールできそうであれば、結局インストールしてしまうのです。
問題はスクリーンが真っ暗になること
最初に Ubuntu 18.10 のインストールメディアで Live Linux を起動できるか試してみました。起動はできたのですが、しばらくすると画面が真っ暗になってしまいます。これは起動中にも発生しました。影響が少なさそうな ↑↓←→ を押していると再表示されます。画面が真っ暗になる間隔は、しっかりと計測していないものの体感的には一分未満です。さすがにこれでは使い物になりません。Fedora でも現象はほぼ同じ。Manjaro の場合、Live Linux では画面の問題が出なかったのですが、実際にインストールしたら同じく真っ暗になる現象を確認しました。
いくつか Linux ディストリビューションを試してみた結果を下表にまとめました。
※ ちなみに、Linux をインストールするときには、まず Manjaro を Live 起動して GParted でストレージのパーテションを削除してから、クリーン・インストールをしています。
Deepin をインストールして使用中
実のところ、ジブン専用PC&タブレット3 に Debian をインストールしてしばらく使っていたのですが、同時に他のディストリビューションを何度かインストールし直して動作確認もしていました。ですからプレインストールされていた Windows 10 はとっくに消してしまっています。であれば、中華 Linux も一度確認しておこうと Deepin [3] を試したところ、画面が真っ暗にならず、しかも WiFi が利用でき、Debian よりマシだったので、しばらく使ってみることにしました。
Debian を使っていた時は LVM で 128GB の USB メモリを加えて、そこそこのストレージの容量を確保して、一応の R の開発環境を整えていました。しかし、Deepin ではデフォルトのインストールをしていて、ストレージの容量は 32GB しかありません。
しばらくは、このようにストレージが少ない状態でどのような使い方ができるか遊んでみるつもりです。もちろん、使えないデバイスを使えるようにする努力は継続的に続けます。Windows のように知らないうちにシステム関係のファイルが空き領域を食い潰しているということがないので安心です。
参考 サイト
- ジブン専用PC&タブレット3|家電|商品紹介|ドン・キホーテのプライベートブランド(PB)「情熱価格」|驚安の殿堂 ドン・キホーテ
- ジブン専用PC&タブレット3 BIOS・ブートメニュー | なぜなにDayByDay
- Deepin Technology Community
- bitWalk's: Linux ディストロ探訪(6) 〜 Deepin 〜 [2018-12-13]
- R.W.C CO.,LTD RM-F106-SR - Geekbench Browser
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