GPD Pocket に Fedora をインストールして、プライベート用のサブノートとして毎週の出張に持ち歩くようになりました。使っている中であれやこれやとアクセサリを買い求めて散財していますが、それがまた、このガジェットを使う愉しみにもなっています。今回は、そんなアクセサリを紹介します。
スクリーン保護フィルム
GPD Pocket はセット品を購入したので、オリジナル液晶保護フィルムが付属していました。自分で貼り付けてみたのですが、出来映えが気に入らず剥いでしまいました。
保護フィルムを買い直すのであれば、少しでも良いものを使おうと考え、AGC 旭硝子のガラス素材のものを Amazon.jp で買いました。意外と多くの GPD Pocket 専用の保護フィルムが売られていることを知りました。
ブランド | Three One |
品名 | SCREEN GUARDIAN Premium |
型番 | TV-GPTPG01 |
自分で貼り付けて、また出来映えが気に入らないことをおそれて、軟弱ながら、フィルム持ち込みでビックカメラ ラゾーナ川崎店の液晶フィルム貼り付け代行サービスを利用しました。💦
プロの技術で出来映えは申し分ありません。長く使うことを考えれば、納得できる出費だと思いました。
GPD Pocket では、Fedora でもタッチスクリーンが利用できますが、今のところ積極的に利用したくなるような場面がありません。そのため、画面が指紋まみれになることはありません。
他のノート PC の画面はもちろんのこと、スマホの画面にも保護フィルムを張っていないので、保護フィルムは一種の保険みたいな位置づけになってしまっています。
マウス
移動中の新幹線車内などで GPD Pocket を使う時は、キーボードとトラックポイント(ポインティング・スティック)で操作を済ませますが、ホテルなど屋内の卓上で作業するときはやはりマウスを使いたくなります。
USB マウスは品種が多いのですが、この PC では USB ポートを使わずにマウスを使いたいので、Bluetooth のものにしようと決めていました。
他のノート PC 用にマイクロソフトのデザイナー Bluetooth マウスを使っていて、デザイン良しでしかもなかなか使いやすいと思いました。とは言え、いくつも同じものを買うつもりはないので、今回はロジクールのマウスにしてみました。
ブランド | ロジクール |
品名 | Bluetooth マウス |
型番 | M336BL |
この PC では、基本はどこでも持ち運びができて、マウスを使わなくても用事が済ませられことが望ましいと考えているので、マウスにそれほどの携帯性を求めていません。今のところ、このマウスは可もなく不可もなくというところでしょうか。
比較可能なちゃんとしたデータに基づいているわけではありませんが、Bluetooth マウスの方が USB のワイヤレスマウスより電池の持ちが悪いという印象があります。そのため、電池がどれだけも持つか一番気になるところなのですが、今のところ交換なしで使えています。
保護ケース
購入した GPD Pocket のセットにレザーケースが付属していて、それなりに格好の良いつくりで気に入ってはいるのですが、取っ手も何もなく携帯性に劣ります。
ちょっとしたことに持ち歩けるようにストラップがついたポーチみたいなものが欲しかったので Amazon.jp で気に入ったものを探して買いました。このように GPD Pocket 専用にいくつかの選択肢があることは嬉しいです。
ブランド | X-LIVE |
品名 | 保護ケース 傷防止 軽量 スリムハードポーチ 7インチ |
型番 | GPD Pocket Win10 case-LT |
この商品は注文後、中国の深圳市 (Shēnzhèn) から発送されるため、Amazon プライムを利用できません。そのため、到着まで数日間待つことになりましたが、郵送で問題なく届きました。ストラップは、肩にかけられる長いのと、手で持つ短いものが二種類が同梱されており、短い方を装着しました。
早速ケースに GPD Pocket を収めてみると、結構余裕がなくてピチピチな状態になります。まあ、使っているうちに馴染んでくるだろうと期待して、しばらく様子見をします。
GPD Pocket に使うケーブルなどをまとめて入れておくバッグがあればもっと良いのですが、出張時には仕事で使っている PC に使うケーブルなどと一緒に百均で買った小さなバッグに入れて持ち歩いています。専用のバッグはもう少し時間をかけて選ぶことにします。
USB メモリ
GPD Pocket の SSD 128 GB に Fedora をインストールする時にパーティション設定を自動にすると、(ストレージ容量に余裕があれば)システム領域に 50GB を確保、あとスワップ領域やブート領域やらに使われて、残り 60GB 程度がユーザー領域 (/home) になります。
ユーザー領域が 60GB もあれば、とりあえず容量を気にせずに使えるのですが、画像、動画ファイルやカスタム RPM パッケージをビルドする領域はいつのまにか肥大化して領域を圧迫することがあります。さらに仮想マシンを動かすのに使用したり、そのほかのデータ解析をする領域を考えると 60GB という領域は決して十分とは言えません。
とにかく大容量が必要になる用途には外付の SSD を使うとしても、一度にそれほどの容量を必要としないものについては、適当な容量の USB メモリを用途別に使っています。特定のラベル名を付けて ext4 形式でフォーマットし、/home 内の領域からシンボリックリンクで参照するようにしておき、都度 USB ポートへ挿入して使っています。
USB 2.0 の規格ではありますが、大きさやデザインが気に入っている、下記のエレコム製 USB メモリを愛用しています。
ブランド | エレコム |
品名 | USB メモリ 32GB USB2.0 |
型番 | MF-SU2B32GWHF |
今のところ、32GB 程度の USB を使い分けることで用が足りていますが、同じようなコンパクトな USB メモリで大容量の SanDisk Cruzer Fit USB フラッシュメモリーも試してみたいです。
モバイルライフの愉しみ
いまどきのモバイルライフはスマホで、というのが主流でしょう。PC でモバイルライフを楽しむことは、かつての SONY VAIO type P の時代で既に終わっているのかもしれません。
しかし、海外発とは言え、手軽な価格で入手でき、しかもそこそこのスペックで Linux もインストールできるとあっては、使ってみない手はありません。ガジェット好きの心を揺さ振る逸品です。GPD Pocket が契機となって、他社からも競合製品が出てくれば大歓迎ですし、そうでなくとも、このスペックであれば、ゲームマニアでない自分にとっては何年も愛用出来そうです。すこしずつ周辺アクセサリを充実して、遅ればせながらも UMPC によるモバイルライフを満喫します。
参考サイト
- GPD Pocket におすすめのアクセサリまとめ
- GPD Pocketのために揃えた6つのアクセサリー | ふらっとたわー
- GPD Pocketを最大限楽しむための周辺アクセサリーまとめました
- ジーンズに入るPC、「VAIO type P」復活求める声―「GPD Pocket」が刺激? [インターネットコム] [2017-06-13]
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