2009-05-15

【備忘録】メールクライアントいろいろ


Email client popularity - Email Stats & Reports - Email Clients - Campaign Monitor によると、今年3月度にモニターしたメールクライアントの人気では、4割を Microsoft Outlook 系が占めています。Yahoo Mail、Hotmail、GMail は、いわゆる Web メールの使用を指しているのだと思いますが、この3つで 35% を越えて Outlook に迫っています。自宅で使っている Thunderbird は、わずか 1% 程度に過ぎません。

メールクライアントの人気は、使っている OS にも左右されるので、Windows ユーザが多い状況では、メールクライアントとしては Outlook の優位は当然と言えるでしょう。

Linux デスクトップ環境で利用可能なメールクライアントを備忘録として書き留めておきます。

Evolution


Novell Evolution は、GNOME デスクトップ環境標準の個人情報管理ツール (PIM) かつワークグループ管理ツールです。メールクライアントだけでなく、カレンダー、アドレス管理、タスク管理機能などを備えています。ユーザインタフェース及び機能は、Microsoft Outlookにとても似ています。

Fedora を(Gnome デスクトップ環境で)インストールすると、デフォルトのメールクライアントとして Evolution がインストールされます。

せっかくデフォルトのメールクライアントになっているのだからと、以前 Thunderbird から乗り換えようと試みたことがありますが、その当時は POP3 / SMTP のポート番号を変更できず、使用をあきらめました。あらためて、Fedora 11 にあるパッケージのバージョン (2.26.1) で調べて見ましたが、問題なく使えるようです。

Thunderbird



あまり人気がないメールクライアントのようですが、自宅では、Linux、Windows の両方で Thunderbird を使っています。Netscape Mail の後継ということで、一番長く使っているメールクライアントです。

Sylpheed


日本発のメールクライアントです。開発者は山本博之氏。昔、Sylpheed 1.0.x を一時期ですが使用していました。当時は、Windows 版がなかったので、メールクライアントを Windows と Linux で揃えたかったので、Thunderbird に落ち着いてしまいました。

KMail


KMail は KDE デスクトップ環境における電子メールクライアントです。KDE デスクトップを使っていないので、使用したことはありません。

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