Fedora Linux は Red Hat 社が支援するコミュニティ Fedora Project で開発されている Linux ディストロです。このディストロは、最新の技術を積極的に取り込むことで知られています。Fedora Linux の開発成果は CentOS Stream に取り込まれます。ここでテストを経て最終的に Red Hat Enterprise Linux, RHEL へ反映されます。Fedora Linux は、おおむね春と秋の年二回の頻度で新しい版がリリースされています。
Fedora Linux 42 の開発スケジュール [1] によると、ベータ版の公開は 2025-03-11、正式リリースは 2025-04-15 に予定されています。
2025-02-04 に、Fedora Rawhide の開発レポジトリから Fedora Linux 42 のレポジトリがブランチされていましたので、下記サイトから開発中の Fedora Linux 42 の iso ファイル (Fedora-Workstation-Live-42-20250226.n.0.x86_64.iso) をダウンロードして仮想環境 (GNOME Boxes) にインストールしてみました。
インストールしてみたところ、すでにデスクトップの壁紙が Fedora Linux 42 用になっていました。
ベータ版が公開される前ですので、変更される可能性は残っています。
Anaconda WebUI インストーラ
インストール時、インストーラが WebUI のバージョンになっていました。すでにインストーラが変更されることがアナウンスされており [2]、Fedora Linux 39 の時にフライングで当ブログにまとめてしまいましたが [3]、今回は最終的にどうなるでしょうか。
ISO イメージを起動すると、下記の画面が表示されます。
Install Fedora... をクリックすると WebUI のインストーラが起動します。以下、スクリーンショットを紹介します。
Fedora Linux 42 のベータ版が公開された後、今回の変更点などの内容をまとめる予定です。
参考サイト
- Fedora Linux 42 Schedule: Key
- Changes/AnacondaWebUIforFedoraWorkstation - Fedora Project Wiki
- bitWalk's: Fedora Linux 39 のインストーラ [2023-09-02]
- Changes/Promote KDE Plasma Desktop variant to Edition - Fedora Project Wiki

にほんブログ村
#オープンソース

0 件のコメント:
コメントを投稿