Alpine Linux は、musl と BusyBox をベースとした Linux ディストリビューションです。セキュリティ・シンプルさ・リソース効率を重視するパワーユーザー向けに設計されています。Alpine Linux では grsecurity / PaX を適用した Linux カーネルを使用しており、全てのユーザ空間バイナリがスタックスマッシング保護 (stack-smashing protection, SSP) 付きの位置独立実行ファイル (PIE) としてコンパイルされています。
実機にインストール
本ブログ記事 [1] にまとめたインストール方法にしたがって、古いテスト機に Alpine Linux をインストールをしてみました。インストール時に WiFi を設定できるのかが判らなかったので、念の為、有線ネットワークを USB に変換して接続した上のインストールを始めました。幸い、WiFi のデバイスが認識されて、インストール時に WiFi の設定ができてしまいました。
デスクトップ環境は、仮想マシンでインストール実績がある Xfce4 にしました。
日本語入力ができるようになるまで設定を進めましたが、端末エミュレータ以外、アプリがインストールされていないので、とりあえず下記をインストールしました。
- Bluefish Editor(テキストエディタ)
- Chromium(インターネットブラウザ)
- gedit(テキストエディタ)
- Gimp(画像編集)
- gnome-calendar(カレンダー)
- Thunderbird(メールクライアント)
- xfce4-screenshooter(スクリーンショット)
ちなみに参考サイト [2] に、各国言語対応させる方法が説明されています。たしかに、環境変数 LANG を ja_JP.UTF-8 にして説明されている通りに処理すると Xfce4 のメニュー表示が日本語に変わるので、さらに快適に使えそうです。しかし、残念ながら自分の環境では Anthy が働かなくなってしまいました。そういうわけで、原因が判るまでは、しばらく C.UTF-8 のままで使います。
ストレージが 64GB しかない環境でも、余計なアプリケーションがインストールされていなければ快適に使えそうです。しばらくは用途を開拓します。
参考サイト
Alpine Linux をコンテナで使う話題です。
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