2019-12-09

【備忘録】オフラインで dnf (yum) によるインストール/アップデート

ネットワークに繋がっていてもインターネットにはつながらない、客先のオンプレミスな環境で、Linux システムを長期間運用して困ったことがあります。それはメインのアプリケーションを更新する際に、依存関係にあるライブラリのアップデートをすることです。ネットワークに繋がっていても、実質的にオフラインと同じ環境なので、ここではこのような環境も「オフライン環境」として扱います。

オフライン環境で dnf (yum) によるパッケージのインストールあるいはアップデートをする方法について、インターネットで得られた情報(サイト)を備忘録としてまとめました。

以下のサイトでは、インターネットが利用できる環境で必要な rpm パッケージをダウンロードして、ローカルに yum リポジトリを作成、それをオフラインのシステムに移す方法が解説されています。

以下のサイトでは、ダウンロードしたい rpm パッケージと依存関係にあるパッケージもダウンロードする方法が解説されています。

 

コンテナを使えばいいのでは?

ローカルにリポジトリ作成に関する情報の検索に熱中していましたが、そうなんです、コンテナを使えば現場の作業がシンプルになります。OS レベルの仮想化 (Docker/Podman)、アプリケーションの仮想化 (Flatpak など)、何にするにしても、更新されたアプリケーションを仮想化されたコンテナで供給し、古いコンテナと置き換えてデプロイすれば良いのです。

とは言え、システム構成を決められる立場になく、しかたなくそのシステムを使わなければならない、なんてことは業務ではままあることですので、備忘録として残します。

参考サイト

  1. yum を使用して、パッケージをインストールせずにダウンロードだけ行う - Red Hat Customer Portal

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

0 件のコメント: