Debian Project は、フリー なオペレーティングシステムを作成するために連携した個人の集団です。 このプロジェクトで作成されたオペレーティングシステムは Debian と呼ばれています。
Debian は 歴史が長く保守的な Linux ディストリビューションの Debian GNU/Linux が最もよく知られています。Linux 以外にも GNU Hurd、NetBSD、FreeBSD のような他のカーネルのための移植版を提供する計画もあります。このうち、FreeBSD に関しては、Debian 6.0 リリースよりテクノロジープレビューとしてリリースされました (kFreeBSD) [1]。
私は、Slackware から Linux を始めて、Red Hat Linux 3(当時のインストールメディアは 3.5 インチのフロッピーディスク!)の頃から RPM 系の Linux を中心にずっと愛用してきました。今更ではありますが、deb パッケージに付いても知りたくなり、Debian をインストールしてみることにしました。
Debian から派生した Linux ディストリビューションの Ubuntu については、インストールテストを過去に何回か実施しましたが、元祖である Debian については一度もインストール経験がありませんでした。
Debian は保守的なパッケージで、そのため非常に安定しているディストリビューションという評判でしたが、新しい機能をどんどん試してみたいと思っていた自分にとって、却って、新鮮味に乏しく感じて遠い存在にしてしまっていたように思います。
最近は格安ノート PC へ Fedora をインストールて、それを使うようになったため、すっかり使用頻度が減った古いデスクトップ PC へ Debian をインストールすることにしました。9 年近く前に ドスパラで購入した AMD の 64bit 2 core の CPU (Athlon X2)、8GB のメモリを積んだ年代ものです。
Debian プロジェクトのサイト [2] の右上、「Debian 8.6(32 / 64 ビット PC Netinst インストーラ)のダウンロード」をクリックしてインストーラの iso イメージをダウンロードして、Brasero で CD-R に焼いて、それを使用しました。
インストールは難無く終了し、GNOME のデスクトップ環境が使えるようになりました。この PC の場合、Fedora では GNOME のデスクトップ環境を正常に使えなかったので不思議です。この Debian のインストールでは、念の為、複数のデスクトップ環境をインストールしたのですが杞憂に終わりました。この PC は、壊れて使えなくなるまで Debian を使い続けてみようと考えています。
今後、本ブログで Debian 関係の記事も扱って行く予定です。
参考サイト
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