Google の Native Client (NaCl)[2]を利用すると、Webブラウザからネイティブコードを安全に実行することができるのだそうです。そういえば、Chrome でネイティブコードが実行できるようになるなんて話が確かにありましたが、恥ずかしながら、すっかり忘却の彼方です。そういうわけで仕組みが解っていないのですが、とにかくインストラクションにしたがって動かしてみました。
使用した環境は、Fedora 14 (x86_64) 上の Google Chrome 11.0.696.43 beta です。
まず、Google Chrome で URL に about:flags を入力して「試験運用機能」の画面を表示します。そこで、ネイティブ クライアントを有効にします。
一旦、Google Chrome を全て終了し、コンソール上で google-chrome を --no-sandbox オプションをつけて起動します。
起動した Google Chrome で、参考サイト[1] をサクセスすると、以下のように Google の図形が表示され、マウスのポインタを近づけると、それに応じたアニメーションを見ることができます。
まだ NaTcl を使いこなすことはできませんが、ちゃんと使いこなせばおもしろいことができそうです。今後、Tk widget が動く NaTk というのも使えるようになるということで、第二の Tcl Plugin とも呼べる環境で Web プログラミングが楽しめるようになりそうです。
参考サイト
[1] NaTcl : Tcl in Nacl[2] Native Client SDK - Google Code
[3] Tcl Announces NaTcl: Native Client Tcl - Slashdot
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