旧聞に属する話題ですが、備忘録としてです。
オープンソースのオフィススイート OpenOffice.org の開発コミュニティーは 9月28日、Oracle から独立し「The Document Foundation」を設立すると発表しました[1]。設立の理由は「OpenOffice.org の設立趣意書に書かれている独立性を守るため」ということです。今後はスイート名を「LibreOffice」として開発を進めていくそうです。当サイトからは、LibreOffice がダウンロード出来ます。Linux 用には、本日の時点では英語版だけでしたが、RPM パッケージを tar.gz 形式にまとめて圧縮されたファイルが入手可能です。
Oracle が Sun を買収して以来、オープンソース陣営との関係がうまくいっていないという情報を目にするようになりました。営利を追求する企業とオープンソースとの関係はなかなかうまくいきません。一方、自分が勤めている会社(外資ではありません)の IT 部門をみてみると、まともなソフトウェアは購入するのが当たり前、サポートも外注が当たり前で、オープンソースの利用など、まるで想定外の部署です。オープンソース社会の動向が気になる自分とのギャップに腹立たしく思いますが、IT 部門に所属していないので致し方ありません。
[1] OracleからOpenOffice.orgが独立し、「The Document Foundation」を設立 - ITmedia News
[2] Apache、Javaコミュニティー脱退を示唆――Oracleのテストキットライセンス拒否に反発 - ITmedia News
[3] Oracle、Googleを提訴――AndroidのJava特許侵害で (1/2) - ITmedia News
[4] 【Infostand海外ITトピックス】 OpenSolarisプロジェクトが終了? Oracleのオープンソース戦略への危機感 -クラウド Watch
[5] オラクルとオープンソース
2010-11-12
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