GUI では、かゆいところに手が届くような操作性と柔軟性を実現したいので、じっくり時間をかけて作り込む予定です。若いころに BBN RS/1 というツールを VAX Station 上で使っていましたが、実験計画用のモジュール (Discover とか Explorer という名前でした)の使い心地が忘れられません。今なら GUI でもっともっと使い易く出来るはずです。
実は、むかしむかしも同じようなツールを自分で作りたいと考えていました。その時は応答曲面法 (RSM) を全面に出していましたが、行列計算の量が多く、手許の PC で実用的な処理速度を得られず、挫折してしまいました。
そもそも Tcl/Tk を使い続けている理由も、こういうツールを自分で作りたいという欲求があるからです。かつての人気はすっかり無くなってしまいましたが、Tcl/Tk の開発は止まっていません。Tktable も BLT (RBC) も利用できます。Eclipse などの統合開発環境が利用出来るので、ソフトウェアの開発が格段に楽になってきてもいます。
今回は、オーソドックスに一元配置の分散分析からはじめて、直交表までをカバーして、その次に中心複合計画やコンピュータの計算応力を駆使する最適計画など応答曲面法までを目指したいと考えています。
さて、完成はいつになるやら…。まずはアルファ版を公開することを目指します。とりあえずは決意表明をしておこう。
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