Linux へ接続
Xming のインストールができましたので、XLaunch を起動して Linux へ接続してみましょう。接続する Linux は Fedora 11 で、IP アドレスは 192.168.11.4 です。
デスクトップ上にある XLaunch のショートカットをダブルクリックすると次のようなウィンドウが表示されます。ここではデフォルトの Multiple windows のまま次へ進みます。
ここでは、Start a program を選んで次へ進みます。
ここでは起動するプログラムや接続先を指定します。
Linux から起動するプログラムに、ターミナルエミュレータ sakura を入力しています。これは Fedora 11 の Gnome デスクトップで使っている gnome-terminal が、Xming では起動できなかったためです。RHL4 の古い gnome-terminal は、Xming から起動して使用している実績があるので、環境やバージョンに関係しているように思います。xterm など Gnome 環境に依存しない他のターミナルエミュレータであれば問題なく起動すると思いますので、他のものが良ければ是非試してみてください。
PuTTY を選び、接続する Linux の IP アドレス(あるいはネットワークで認識できればホスト名)とログインするユーザ名を入力して次へすすみます。なお、PuTTY を利用する場合は、ここで Password を入力する必要はありません。
ここは、このまま次へ進みます。
Save configuration をクリックすると、ここまでの設定を拡張子 .xlaunch のファイルにして保存できます。次回からは、この .xlaunch ファイルをダブルクリックするだけで同じ接続ができます。完了ボタンを押すと、いよいよ Linux へ接続です。
最初にパスワードを入力します。
無事、ターミナルエミュレータ sakura を起動できました。