2023-04-04

Fedora Linux 38 (beta) Workstation でサスペンドが起きる!

Fedora Linux は Red Hat 社が支援するコミュニティ Fedora Project で開発されているディストリビューションで、最新の技術を積極的に取り込むことで知られています。また Fedora Linux の開発成果が、後にリリースされる Red Hat Enterprise Linux, RHEL に取り込まれています。Fedora Linux は、おおむね春と秋の年二回の頻度で新しい版がリリースされています。

駄々をこねたわけではないのですが、わがままを認めてもらって、会社のワークステーションには Winodows ではなく Fedora Linux を入れて利用しています。Fedora Linux 38 がベータ版になったので、そろそろアップグレードしてもいいかと思って、先週はじめ、37 からアップグレードしました。

GNOME の設定で自動サスペンドをオフにしても、15 分ぐらいでサスペンドして、リモートデスクトップや httpd などのサービスが止まってしまいます。

GNOME の設定(電源)

そう言えば、半年前に 36 から 37 beta にアップグレードした時もサスペンドが起きて難儀したのを思い出しました。その時もいろいろ調べて回避しようとしていたのですが、やがて勝手にサスペンドしなくなりました。なにか対処をして改善したのかどうか、今となってはあやふやになってしまいました。

今回もいろいろ試してみて、下記参考サイト [1] の方法でうまく回避できたので書き留めておくことにします。

$ sudo systemctl mask sleep.target suspend.target hibernate.target hybrid-sleep.target

なお、他の PC から端末エミュレータでログインして放っておくと、勝手にサスペンドして接続が切れることはなくなりましたが、依然として下記のようなメッセージが出ます。

Fedora Linux にログインしている Tera Term

他にも回避方法があるのかもしれません。ひきつづき調べることにします。まだ、特定の PC にだけ発生する問題なのかも判っていません。

ちなみに、自宅のメイン PC には Fedora Linux Server Edition をインストールしているので、問題が起きていません、というか、そもそも常時稼働させていないので問題にならないだけなのです。

 

参考サイト

  1. How to Disable Suspend and Hibernation Modes In Linux [2022-12-30]

 

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