2019-09-23

Jetson Nano でディープラーニング (2)

NVIDIA Jetson Nano 開発者キットは、組込み設計者や研究者、個人開発者がコンパクトで使いやすいプラットフォームに本格的なソフトウェアを実装して最先端の AI を活用できるようにするコンピューターで、64 ビット クアッドコア ARM CPU と 128 コアの NVIDIA GPU により 472 GFLOPS の演算性能を発揮します。

偶然 Amazon.jp で見つけて、9 月の後半三連休にセットアップしようと即注文してしまいました。使いこなせるようになるまでの試行錯誤をまとめていきます。

ディープラーニングを掲げておきながら、なかなか本題にはいれません。今回は冷却ファンの設定についてです。

DC5V 冷却ファンの装着

NVIDIA Jetson Nano 開発者キットで Ubuntu を起動できるようにしてしばらく使ってみましたが、どうもヒートシンクの温度が気になります。それほど重い処理をしていないのに触ってみるとかなり熱いのです。

金属ケースを既に買ってあるのですが、基板をケースに固定する前に急遽、冷却ファンを追加で買うことにしました。Amazon.jp で NVIDIA Jetson Nano 開発者キットに対応の冷却ファン(左図)が手頃な値段で売っていたので、とりあえず買ってしまいました。

翌日、冷却ファンが届けられるのを待つ間、注文した冷却ファンの説明をじっくり読むと、気になる説明がひとつありました。

  • PWMと速度フィードバックをサポートしません。 電源オンなら、ファンが回転します。

ようするに冷却ファンが電源オンの状態で回りっぱなしということです。使ってみて、ファンの音が気にならないか確認する必要があります。

夕方、冷却ファンが届いたのでキットのヒートシンクの上に取り付けました。コネクタには赤黒の二線しかないので、J15 のファンヘッダー四本のうち VDD(赤)と GND(黒)の二本に接続しました。下記図面は参考サイト [1] の5頁を引用して必要事項を記入しています。

冷却ファンのコネクタ取り付け位置

下の写真は冷却ファンを装着して使用している状態を撮ったものです。ファンの音は確かに聞こえますが、とりあえず気になるほどの音ではありませんでした。

DC5V 冷却ファンの装着

冷却ファンの効果

ざっくりとですが、起動直後と、ブラウザを起動してしばらく SNS のサイトを閲覧した時の温度を、冷却ファンお装着前後で較べてみました。温度は lm-sensors をインストールして監視していますが、ひとつの温度センサーしか検出できず、しかも具体的にどこを見ているのかよくわからないので、あくまでも参考です。lm-sensors については、参考サイト [2][3] などに詳しく説明されています。

DC5V 冷却ファンの装着前(左)と装着後(右)の温度の違い

NVIDIA Jetson Nano のユーザーは、CPU などの温度をどうやって監視しているだろうかとウェブを探索してみたところ、参考資料 [4] により詳しい温度情報取得方法が紹介されていました。温度センサの値をリアルタイムにグラフ表示するプログラムも紹介されていましたので、早速試してみました。

jetson-thermal-monitor の実行例

NVIDIA Jetson Nano で本格的にディープラーニングに取り組むようになってブンブンと GPU を利用できるようになったら重宝するプログラムになると思います。😁

ちなみに、その後、左のファンの方が NVIDIA Jetson Nano 開発者キット向けにはより良いということがわかりました。しっかり調べずにとりあえず買ってしまうのは自分の悪い癖です。買ってしまったファンをしばらく使ってから買い替えを考えることにします。

参考サイト

  1. JETSON NANO DEVELOPER KIT User Guide (DA_09402_001_01)
  2. Ubuntu lm-sensors その1 - 概要とインストール・ハードウェア監視センサーを検出する - kledgeb [2013-01-05]
  3. Ubuntu lm-sensors その2 - ハードウェア監視センサーの情報を表示する - kledgeb [2013-01-05]
  4. NVIDIA Jetson Nano の内部温度をモニタする - Qiita [2019-06-24]

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