Java 11 が米国時間 9 月 25 日付で Oracle 社からリリースされました。
Oracle 社は 2017年に 6ヵ月ごとのリリーススケジュールを発表していますが、今回の JDK 11 はこのスケジュールに沿った最初の長期サポート版 (LTS, Long Term Support ) になります。次の LTS 対象の Java が登場するのは、3 年後 2021 年 9 月に登場する予定の Java 17 になります。
Java 11 の新機能については、下記の参考サイトを参照してください。今回のリリースがこれまでと違う点は、これまで無償で提供されてきた Oracle JDK へのバグフィクスやセキュリティパッチが、Java 11 からは有償サポートを結んだユーザーに対してのみ提供されるようになったことです。多くの Linux ディストリビューションでは無償の OpenJDK をビルドしたパッケージが採用されているので、Linux を使う限り Oracle JDK のサポートの有償化の影響を受けませんが、Windows 上でどうするか、個人的には悩ましいところです。
LTS 版を長く使い続けずに 6ヶ月毎にリリースされる JDK に追従していくのであれば、以前とそれほど状況が変わらないようにも思うのですが、この機に OpenJDK の様々なビルドを試してみたいとも考えています。
参考サイト
- Java 11正式版がリリース、本バージョンからOracle JDKのサポートは有償に。OpenJDKで無償の長期サポート提供は現時点で期待薄 - Publickey
- Oracle、「Java SE 11(JDK 11)」の一般提供を開始:2026年までアップデートが提供される長期サポートリリース - @IT
- 有料化Java SEの新ライセンス体系、米オラクルが公表 :日本経済新聞
- オラクル Java SE Subscription FAQ
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿