Amazon.jp の 「プライムデー 2016 (7/12)」で、破格な値段の誘惑に負けて買ってしまった 2 in 1 PC、ASUS TransBook T100HA ですが、Fedora 24 をインストールして遊ぶことはかなわず、Ubuntu 14.04 LTS をインストールして、なんとかタッチパネルを使えるようにしたのでした [1]。
あきらめの悪い私は、その後も Fedora 24 のインストールを繰り返し、ある事実に気が付きました。
どうやら、何回に一回かは GRUB からの起動に成功する、ということでした。
これはインストール用の USB のイメージだけでなく、インストール後についても同じだったのでした。
起動に成功するなら常に成功、駄目なら駄目、というわけではないことに納得がいきませんが、事実なのでしかたがありません。まだ詳細に調査をしていませんが、起動後に dmesg コマンドで表示したログをここにアップしておきました。
パッケージを最新のものにアップデートすれば少しは事態が改善するかもしれないと期待をしましたが、残念ながら改善が見られませんでした。
しかし、とにかく起動さえすれば情報を集めて改善する道が拓けます。右図は Fedora 24 が起動してログインした画面の例です。
ログインできたとは言え、使えない機能がたくさんあります。その使えない機能を今後改善してくためにまとめておきたいと思います。
画面の向き
画面のデフォルトの向きは Ubuntu の時と同じく、縦横が逆になっていますが、Fedora 24 の場合、画面の向きは簡単に変更できます。「設定」→「ディスプレイ」で縦横を変更できます。
ネットワーク
Ubuntu をインストールした経験から、内蔵の無線を使える可能性は低いと見て、USB の無線子機を使っています。
$ ip addr show 1: lo:mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN group default qlen 1 link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00 inet 127.0.0.1/8 scope host lo valid_lft forever preferred_lft forever inet6 ::1/128 scope host valid_lft forever preferred_lft forever 3: wlp0s20u3u1u1: mtu 1500 qdisc mq state UP group default qlen 1000 link/ether cc:e1:d5:3e:b5:f6 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff inet 192.168.3.9/24 brd 192.168.3.255 scope global dynamic wlp0s20u3u1u1 valid_lft 85858sec preferred_lft 85858sec inet6 2400:2411:21e0:2500:4bb9:c1e5:6dc1:52d0/64 scope global noprefixroute dynamic valid_lft 86265sec preferred_lft 14265sec inet6 fe80::71cb:a5e4:baf1:6e8e/64 scope link valid_lft forever preferred_lft forever $
nm-connection-editor で見ると以下のようになります。
内蔵の Bluetooth デバイスは認識されていません。
サウンド
内蔵スピーカーもマイクも認識されていません。
まとめ
現在のところ、以上のようにほとんど内蔵デバイスが利用できていません。またタッチパネルも、追加設定をするば使えるのかもしれませんが、デフォルトの状態では使えません。しかし、いくつかの海外サイトで、ASUS TransBook T100HA に Fedora をインストールをして利用している情報を確認できていますので、詳しく読んで、できるところから解決していきたいと考えています。
参考サイト
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿