2016-03-24

Google Developers Japan: V8 で WebAssembly を試験運用開始

Google の開発者向けのブログに WebAssembly の話題が出ていました。実は参考サイト [1] のニュースを先週読んだ時にブログで紹介しようと思ったのですが、残念なことに Google Chrome Canary [2] が Linux に対応していなかったので諦めてしまっていました。しかし、Chromium [3] をコンパイルすれば Linux でも WebAssembly を体験できそうだと考え、備忘録として書き留めておくことにします。

ところで WebAssembly とは何かということですが、もちろん上記記事で触れられていますが、Mozilla Japan のブログでも説明されています(参考サイト [4])。そう、WebAssembly は Google Chrome だけではなく、どの WebAssembly はオープンソースプロジェクトで開発されており、Web ブラウザでも実行可能なポータビリティを目指す、低レベルでポータブルなバイトコードなのです。当然、Microsoft Edge についても WebAssembly へのサポートが発表されています(参考サイト [5])。

なお、このプロジェクトが本格的に始まったのは、昨年の 6 月まで遡ります(参考サイト [6])。

JavaScript を補完してウェブを高速化する WebAssembly を Linux 上でも体験してみるため、しばらく Chromium のビルドに取り組んでみようと思います。

参考サイト

  1. JavaScriptを補完してウェブを高速化する「WebAssembly」をChromeがついに実装したので実行速度を試してみた - GIGAZINE (2016/03/16)
  2. Google Chrome Canary Buildとは 「Google Chrome Canary」 グーグルクロームカナリビルド: - IT用語辞典バイナリ
  3. Chromium - Wikipedia
  4. WebAssembly が 1 つのマイルストーンを達成しました: 複数ブラウザによる実験的なサポートがはじまりました | Mozilla Japan ブログ (2016/03/16)
  5. Microsoft Edge、WebAssemblyサポートでゲーム強化 | マイナビニュース (2016/03/16)
  6. 主要ブラウザで実行可能なバイナリ形式「WebAssembly」の開発がスタート。Chrome、WebKit、Firefox、Microsoft Edge、LLVM、Unityらがサポートを相次いで表明 - Publickey (2015/06/19)

 

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