2015-12-30

【備忘録】「公開」ディレクトリの使い方

Fedora をノート PC にインストール後、Gnome をデスクトップ環境に使うようになりました。今までデスクトップ用 PC では LXDEMate を使ってきており、Gnome のデスクトップ環境にあまり慣れ親しんでいませんでした。

Gnome では、ホームディレクトリにデフォルトで作成されるディレクトリに「公開」があるのですが、このディレクトリの使い方が判らなかったので、今更ながら調べたことを備忘録とします。

まず、「設定」画面から「共有」を選択します。

「共有」のダイアログで「パーソナルファイル共有」を選択して、オンにします。必要に応じてパスワードを設定します。

「共有」のダイアログの「パーソナルファイル共有」がアクティブに変わります。

設定は以上です。

ネットワーク上にある別の Linux PC で Nautilus を起動、左側の「他の場所」を選択すると、先ほどアクティブにした共有ファイル(ディレクトリ)が表示されるので、これをクリックします。この例では、bitwalk's public files on notepc と表示されているアイコンです。

すると、同名 (bitwalk's public files on notepc) のネットワークディレクトリのアイコンが表示されますので、それをクリックすると、ディレクトリの内容が表示されます。

出来てしまえばなんていうことはありません。ネットワーク内で複数の PC を使っている時には重宝しそうな機能です。

なお、これは Gnome においてファイルアクセス抽象化機能を提供している GVFSWebDAV クライアント機能を利用しているようですので、Windows からも適当なツールを使えばアクセスできそうです。Windows からのアクセスについては、また別の機会に紹介します。その前に、WebDAV について知識が足りないので、勉強する必要があります。


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