2015-02-15

DNF パッケージマネージャ

DNF は、Fedora 22 より正式に Yum から置き換わることが予定されているパッケージマネージャで、Fedora 18 の頃から利用ができるようにはなっていました。この DNF は、Yum 3.4 からフォークされたプロジェクトです。DNF の名称は、明確にどの略か明記されていませんが、Dandified Yum とも呼ばれていることから、Dandified から 3 文字を取ったものと思われます。ちなみに、Dendified とは日本語でも使う「ダンディ」に由来する形容詞の一つです。

DNF は、インストールするパッケージの依存関係に、堅固なアルゴリズムと効率的なメモリ消費で解決できるソルバー、libsolv およびその C および Phython ラッパーである hawkey を利用しています。また、DNF では C と Phyton の包括的な API が、文書化も含めて整備されるそうです。

DNF コマンドの書式は以下のようになっています。

dnf [options] <command> [<argument>]

全ての dnf コマンドを調べているわけではありませんが、主要なコマンドは yum と同じに使えるようです。

# dnf install <name_of_package>
# dnf remove <name_of_package>
# dnf update
# dnf upgrade

関連サイト

  1. Features/DNF - FedoraProject
  2. DNF (software) - Wikipedia, the free encyclopedia
  3. rpm-software-management/hawkey · GitHub
  4. openSUSE/libsolv · GitHub

 

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