2014-09-23

NatTable(3)

NatTable(2) で比較的大きなサンプルを読み込むことができたので、これに勇気づけられ、まずは特定の集計に特化した集計用ツール (GUI) を作り始めました。

当初、Eclipse RCP に挑戦していたのですが、不慣れな為に調べることが山のようにあり、そこそこ動くようなレベルまで収束しません。やむなく現時点では Eclipse RCP を使うことを止めて、自己流のやりかたでそこそこ動作するものを作りました。機能的には 3 割程度の出来です。この集計ツールに求める機能の概略は次のとおりです。

  1. (あるシステムに)ユーザーアカウント別にログイン、ログアウトした時刻を記録したログのファイルを読み込む。
  2. 時刻単位でログインしていたユーザー数の集計をする。
  3. 時刻 対 ログインユーザー数の X-Y プロットを作成する。

この最初のステップをクリアしただけなのですが、スプレッドシート状の GUI (NatTable) を扱った意義は大きいです。

先月 8 月の夏休みとして確保した 10 日間でここまでは到達したかったので、ちょっと悔しいです。歳を取ると、若い時のような爆発的な集中力が出ないなぁとボヤキたくなります。いや、歳を言い訳にしてはいけませんね。一直線に突き進まない代わりに、細かいところを気にして回り道ばかりするのも、たぶん必要な気配りなんだということにしておきます。

デスクトップを GNOME から MATE へ切り替えて以来、使いやすくて目に馴染むウィンドウの外観を求めて、くるくる変わっていますが、そろそろこの辺で落ち着きそうです。

ちなみに、Windows 7 で動作させて場合は以下のような感じになりました。Windows を搭載した PC の CPU の方がコアは 4 つと倍なので、明らかに処理速度が早いのが悔しいのですが、Linux の方でもまあまあの処理速度で頑張っています。Excel のような細かな操作は不要だけど、大量のデータの集計をある一定の方法でさばきたい場合に、NatTable はとても力になってくれそうに思います。

今のところ自己満足に留まっていますが、ある程度 NatTable に慣れてくれば、汎用用途のツール作成にも手を出していき、ソースも公開できるようにしていきたいです。

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