NatTable 1. は、大きなデータセットを扱うことが出来る SWT 2. の table/grid ウィジェットです。データ解析のアプリケーションを作るにあたって、まさに求めていたワークシート状ウィジェットを実現できるライブラリに巡り会えたと思い、先月の夏休みに使いこなせるようになろうと、まずは SWT によるプログラミングをなんとかおぼえました。
しかし、NatTable のサンプルは JFace 3. を利用していて、生半可な SWT の知識だけでは、残念ながらサンプルをベースにしても NatTable を満足に使いこなせるようになるには至りませんでした。
夏休み後も JFace について調べているなかで、古い記事ではありますが、以下の記事がとても判りやすかったので紹介します。
- Eclipse Workbench以外でのEclipse GUIの使用 第1回: スタンドアロン・モードでJFaceおよびSWTを使用する
- Eclipse Workbench以外でのEclipse GUIの使用 第2回: JFaceイメージ・レジストリーを使用する
- Eclipse Workbench以外でのEclipse GUIの使用 第3回: アクション、メニュー、およびツールバーを追加する
上記の記事は Windows 上でアプリケーションを動作させることを想定していましたが、トップディレクトリの指定を Linux に合うように書き替えただけで問題なく動作しました。
10 年以上前の記事をありがたがって読まなければならないということは、それだけ自分が時流から取り残されていることを認識しないわけにはいきません。でも、遅れていれば追いつけば良いのです。とにかくこれで、NatTable を使いこなす足掛かりができたように思います。
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