2009-11-07
Fedora 12 と MinGW クロスコンパイル
Fedora 12 のベータ版を古いノートパソコン (X31) にインストールして、MinGW クロスコンパイル環境を評価しています。
Fedora がクロスコンパイル環境をサポートする以前は、Windows 用 Tcl/Tk を、Linux でクロスコンパイルできれば、まずまずの満足ができたのですが、このように環境が充実してくると欲が出てきます。
折角、基本的な GTK+ ライブラリが利用できるのですから、最近は Windows 用 GIMP を自前でクロスコンパイルするべく、いろいろ試しています。Fedora 11 では(というより、おそらくは mingw32-glib2 などのバージョンのせいで)クロスコンパイル用にビルドできなかった gegl を、なんとかビルドできたので、babl と一緒に SourceForge.net のプロジェクトサイトへアップしました。(ちなみに babl の方は、F11 でもビルド出来ていました。gegl は、babl に依存しています。)
・[LIB] gegl
・[LIB] babl
これで、最新の GIMP がクロスコンパイル出来るようになったかというと、そうではありません。しかし、一歩実現に近づいたと思っています。目標は、Win32 用 GTK+ のランタイムパッケージと、GIMP 本体を別々のインストーラで公開出来るようにすることです。
Windows 7 が発売され、64bit OS の普及が加速されそうですが、MinGW クロスコンパイルについては、まだ 32bit に集中しようと考えています。
[1] 2. GIMP 2.6 の新機能
ラベル:
GTK,
Linux,
MinGW クロスコンパイラ
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