2009-11-13

【備忘録】Dropbox の導入 (Fedora)

Dropbox は、インターネットを経由して、自分が利用している複数のパソコン間でファイルを自動同期したり、指定したほかのユーザーと共有できるオンラインストレージサービスです。アカウントを取得する必要がありますが、現在のところ 2GB までは無料で利用できます。なお、有料版は 50GB を月額 9.99 ドルあるいは年額 99.99 ドルで利用できます。

Dropbox は、専用のクライアントのソフトウェアをインストールするとで利用できます。Windows の場合、エクスプローラ上で他のフォルダ、ファイルを通常と同じように扱うことができます。すなわち、指定したローカルフォルダ内でファイルやフォルダを追加・削除・更新すると、自動でオンラインストレージに同期、あるいは共有先に反映されます。Linux の場合はエクスプローラの代わりに Nautilus で同じように操作ができるクライアントのソフトウェアが公開されています。

そろそろ Fedora 12 がリリースされるので、先行してβ版をインストールした際に、Doropbox をインストールし直したので、その手順をまとめました。Gnome デスクトップ環境で Nautilus を使用していることを前提にしています。

まず、クライアントソフトを以下から入手します。

[1] Dropbox - Downloading Dropbox - Secure backup, sync and sharing made easy.

Fedora の場合、Fedora Core 10 (x86_64, nautilus-dropbox-0.6.1-1.fc10.x86_64.rpm) あるいは Fedora Core 10 (x86, nautilus-dropbox-0.6.1-1.fc10.i386.rpm) をダウンロードしてインストールします。

インストールすると、GUI が起動して、ファイルの同期などに必要な Daemon のインストールが始まります。

インストールが終わると、次はアカウントを入力する手続きです。アカウントをまだ取得していない場合、ここで I don't have a Dropbox account を選択すると、ここで取得できます。私の場合は、既に Dropbox のアカウントを持っているので、I already have a Dropbox account を選択して、次に進みます。

Dropbox に登録してある電子メールアドレスをパスワードを入力して次に進みます。

この後、Dropbox の使用方法を説明する画面が 3 つほど続きますが、既に知っている場合は Skip tour and finish をクリックして最終画面に進みます。

デフォルトの場所に Dropbox のフォルダを生成する場合は、Finish をクリックして終了します。

Nautilus を開いて、Dropbox のフォルダーが作られていることを確認します。

注意


Fedora 12 をインストール後、既に使っていたアカウントのバックアップを戻してから、Dropbox のクライアント、nautilus-dropbox-0.6.1-1.fc10.x86_64.rpm をインストールしたためか、すぐに設定用のダイアログ画面が現れませんでした。ログアウト/ログインし直しても設定用のダイアログが表示されない場合は、以下の様にコンソール上で起動します。

$ dropbox start -i

参考サイト


[2] Dropbox - Home - Secure backup, sync and sharing made easy.
[3] Dropbox徹底解剖 - 一度使ったら手放せなくなる! オンラインストレージサービスの本命 | Web担当者Forum
 

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