今回は Wine に関してずっと思い違いをしていた恥ずかしい話です。
Linux 上で Wine を利用して Windows のアプリケーションを動かすのはいいのだけれど、cmd.exe を簡単に動かせればいいのにと、ずっと思っていました。コンソールタイプのアプリケーションは wineconsole を使うものだとずっと思い込んでいて、cmd.exe も当然そうだと考えていたのでした。
あとで考えてみると愚かだったのですが、Linux 上で Windows 用にクロスコンパイルしたコンソールプログラムは、wineconsole を使わずに、直接 xxx.exe というようにファイル名をタイプして wine を起動していたんです。
で、wineconsole で cmd.exe を実行しようとすると、次の様にエラーになって起動できないため、cmd.exe に代わるアプリケーションがないか、ずっと探していました。
$ wineconsole cmd.exe
err:wineconsole:WCUSER_SetFont wrong font
err:wineconsole:WCUSER_SetFont wrong font
err:wineconsole:WCUSER_SetFont wrong font
err:wineconsole:WCUSER_SetFont wrong font
err:wineconsole:WINECON_Fatal Couldn't find a decent font, aborting
結局、cmd.exe の方は、ひょんなことからようやく wine で起動すればよいことに気が付きました。
$ wine cmd
CMD Version 1.1.5
Z:\home\bitwalk>
しかし、探せば cmd.exe の代替プログラムってのもあるんですね。無料で利用できるものでこんなのを見つけました。Fedora 9 の wine-1.1.5-1 で動作しました。
CMD.exe replacement, FREE! - Indigo Rose Software Forums
今となっては、どうでも良くなってしまいましたが…。
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