2008-09-12

MinGW runtime と w32api

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MinGW - Minimalist GNU for Windows のサイトで、9 月 8 日、MinGW-RuntimeMinGW API for MS-Windows の新しいバージョンがリリースされました。

今回のリリースでは、ファイルの名付けルールが変更されていました。

(前リリース)
mingw-runtime-3.14-src.tar.gz
w32api-3.11-src.tar.gz

(新リリース)
mingwrt-3.15-mingw32-src.tar.gz
w32api-3.12-mingw32-src.tar.gz

今頃になって対象の OS を明示するために 'mingw32' がファイル名に加えられました。その上、runtime は rt と短く表記されるようになっています。

大昔、MinGW のクロスコンパイラのパッケージを作り始めたころ mingw32 というプレフィックスが付いたパッケージ名を使っていましたが、それを mingw に直した経緯があるので、再び戻そうかどうか検討しました。


現在のところ、64 bit Windows 向けの mingw-w64 プロジェクトのパッケージをクロスコンパイル用に生成する予定がないので、混乱を避けるため、クロスコンパイラの方では、以下の様に、名付けルールは今回変更しないことにしました。

mingw-runtime-3.15-1.fc9.x86_64.rpm
mingw-w32api-3.12-1.fc9.x86_64.rpm

本家 MinGW のサイトで 64 bit Windows 向けにパッケージが公開されるようになれば、あらためて対応を考えます。

Fedora Linux 上で利用できるクロスコンパイル用 RPM パッケージのダウンロードは以下からどうぞ。

MinGW Cross Compiler
 

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