2014-07-22

【備忘録】CentOS 7 移行時のメモ

7 月 7 日にリリースされた CentOS 7 は、CentOS の開発プロジェクトが 2014 年 1 月に Red Hat の支援を受けるようになって以来、初めてのリリースです。

もともと、Red Hat Linux のユーザーだった私は、2003 年に商用の Red Hat Enterprise Linux が発表されたのに伴い、Fedora Core(現在の Fedora)への移行を余儀なくされ、そのまま Fedora をずっと使ってきました。Fedora が RHEL の一歩も二歩も先を行く先進のディストリビューションだからと言っても、その最新技術を十分に享受したり、コミュニティへ貢献をしていたわけではありませんでしたが、半年毎にやってくる Fedora のリリースのたびにアップデートを重ねて、気が付けば 10 年が経っていました。

現在の Fedora 20 から Fedora 21 へのリリース間隔が、例外的に 1 年近くになることと、冒頭の CentOS プロジェクトへの Red Hat の支援のこともあって、今回の CentOS 7 のリリースは、個人的には強く興味を惹くイベントでした。そろそろ、安定したディストリビューションに乗り換え、自分の Linux の知識を整理したいと考えていたからです。

そこで、CentOS 7 がリリース後、仮想環境へインストールしてみて問題が無さそうだと確認できたので、思い切ってこの三連休に Fedora から CentOS への乗り換えをしました。ここでは備忘録としてインストール時に気が付いたことなどをまとめておきます。

インストール

まず、CentOS 7 の ISO イメージをダウンロードして、DVD-R に焼きました。CentOS をデスクトップ PC に使うことが目的ですので、「開発およびクリエイティブワークステーション」としてインストールしました。

パッケージ・レポジトリの追加

EPEL (Extra Packages for Enterprise Linux)

下記のサイトの情報を参考に、RHEL/CentOS 7.x 用のパッケージを wget で入手してインストールしました。

RepoForge(旧 RPMForge)

まだ、CentOS 7 には対応していないようですが、http://pkgs.repoforge.org/rpmforge-release/ を見ると rpmforge-release-0.5.3-1.el7.rf.x86_64.rpm が既にありましたので、現時点で利用できるパッケージがあるかは判りませんでしたが、とりあえずダウンロードしてインストールしておきました、

その他

Google Chrome と DropBox を使いたいので、それぞれダウンロードしました。ただし、DropBox の RPM は Fedora 用でレポジトリの場所は Fedora のバージョンに依存しています。取り敢えず面倒なので dropbox.repo は消してしまいました。あとで対策を考えます。

デスクトップ

デスクトップ環境で利用可能なものを以下に示しました。左から、GNOME(クラシック)、GNOME、KDE Plasma Workspace、MATE、Xfce です。

今まで LXDE を使ってきましたが、LXDE は Gnome 2 から Qt へライブラリを変更した LXQt へ移行します。現在のところ、インストールした CentOS 上で LXQt を試すことはせずに、とりあえず GNOME(クラシック)を使うことにしました。

プリンタ

プリンタはエプソンの PX-105 を使用していますので、下記から epson-inkjet-printer-201211j-1.0.1-1lsb3.2.x86_64.rpm をダウンロードしてインストールしました。

ネットワーク上のプリンタとして設定しています。

ソフトウェア

まず、LibreOffice のバージョンは 4.1.4.2、GIMP は 2.8.10 で特に古いということはありません。

次に開発環境ですが Eclipse が利用可能なグループにあったのでインストールしようとしましたがパッケージがありませんでした。

今後利用できるようになるのかは不明ですが、暫く様子見といったところです。NetBeans IDE に統一してもよいのですが、最新版が RPM パッケージ提供されていないので思案しています。

いろいろ、後になって気付く事が多そうですので、しばらくは追記するようにします。

2014-07-08

Release Announcement for CentOS-7/x86_64 – Seven.CentOS.org

6 月 10 日にリリースされた Red Hat Enterprise Linux 7 (RHEL 7) から 4 週間弱を経て、米国時間 7 月 7 日にようやく x86_64 向けの CentOS 7 が正式にリリースされました。

今年 1 月に CentOS のプロジェクトから、Red Hat との共同開発体制が発表されました。今回のリリースは、Red Hat との共同開発体制になって初めてのものです。[4] から、RHEL, CentOS そして Fedora の位置づけを引用しました。

Commercial development and deployment: Red Hat Enterprise Linux
パートナーのエコシステム、サポート、コンサルティング、トレーニングサポートなどの商用サービスを揃えた OS として。
Community integration beyond the operating system: CentOS
Red Hat ベースのテクノロジーとして、オープンソースのクラウドやストレージ、ネットワークなどの基盤テクノロジーを提供。コミュニティによってサポートされ開発される OS として。
Operating system innovation across the stack: Fedora
コミュニティによって開発されサポートされ、カーネルからクラウドまで先進的なテクノロジーを利用できる。将来の Red Hat Enterprise Linux のベースになる OS として。

関連サイト

  1. Release Announcement for CentOS-7/x86_64 – Seven.CentOS.org
  2. [CentOS-announce] Release for CentOS-7 on x86_64
  3. CentOS Project
  4. CentOSがRed Hatとの共同開発体制を発表。引き続きRed Hatからは独立しつつ、開発支援などを受け入れ - Publickey

追記:関連記事


追記:スクリーンショット

CentOS-7.0-1406-x86_64-DVD.iso を ダウンロードして Fedora 20 上の VirtualBox の仮想環境に「開発およびクリエイティブワークステーション」としてインストールしてみました。デスクトップの中身は Gnome 3 ですが、従来の操作性を踏襲しています。このぐらいだったら lightweight のデスクトップ環境にこだわらなくとも Gnome 3 でもいいかなっていう気になります。

YouTube にあった CentOS のインストールデモです。

2014-07-05

CentOS-7 Release Candidate now available – Seven.CentOS.org

CentOS 7 の Release Candidate(リリース候補版)が米国時間 7 月 4 日(独立記念日)に公開されました。Live CD も更新されていましたので、[2] から CentOS-7-livecd-x86_64.iso をダウンロードして VirsualBox の仮想環境上で動作確認を始めています。

  1. CentOS-7 Release Candidate now available – Seven.CentOS.org
  2. Index of /centos/7/isos/x86_64
Live CD 起動後の CentOS 7
Live CD からインストールした後の CentOS 7

参考サイト

2014-06-29

Amazon Fireスマフォのすべて、クラウド戦線、Adobeサービス化など―US記事まとめ – Techcrunch

Amazon Fire Phone では、写真用ストレージが無制限に利用できるそうです。もちろん、Amazon のオンラインストレージを利用します。無料で 5GB 使えるサービスを利用してはいますが、Google Drive, Microsoft OneDrive, DropBox だけでも重宝している状況ですので、とても使いきれません。

Amazon が 6 月 19 日(米国時間)に Fire Phone を発表し、スマートフォンのハイエンドの市場に進出してきた理由はどこにあるのか。いくつかの記事をピックアップしてみました。

  1. Amazon Fireスマフォのすべて、クラウド戦線、Adobeサービス化など―US記事まとめ – Techcrunch
  2. 【Infostand海外ITトピックス】Amazonのスマートフォンはゲームチェンジャーか 「Fire Phone」発表 - クラウド Watch
  3. ASCII.jp:Amazonスマホ「Fire Phone」発表、Amazonは何を狙う? (1/2)|末岡洋子の海外モバイルビジネス最新情勢

Amazon.jp ではまだ入手できませんので、Amazon.com での Fire Phoneの紹介サイトのリンクを下記に示しました。

そもそも Amazon にとって、Kindle や Fire Phone を販売することで儲けようとはしているわけではなく、主戦場はあくまでクラウドサービスなのでしょう。

しかし、今回の Fire Phone に搭載されている「Dinamic Perspective」と「Firefly Technology」は、なかなか面白うそうな機能です。Dinamic Perspective は、タップしなくても片手で使いこなせる操作性向上の可能性を広げてくれるだろうし、Firefly Technology は、さながら実空間のスキャナのような役割を果たしてくれそうです。

2014-06-28

ニュース - Microsoft、「OneDrive」の無償容量を15GBに、Office 365には1TB:ITpro

Microsoft OneDrive は、マイクロソフトが提供する Windows Live のサービスの 1 つである基本無料のオンラインストレージです。これまで無償ストレージ の上限は 7G バイトでしたが、これを 15G バイトに引き上げるそうです(米国時間 6 月 23 日)。これは、4 人のうち 3 人は、パソコンに保存しているファイルの容量が 15G バイトに満たないということから、個人向けの無償容量を 15G バイトに拡大することで、すべてのファイルをより手軽に 1 カ所にまとめておくことができるようにするためとの事です[1]。

でも、Google ドライブを無料で使用する場合の上限は、確か 15GB だったような…、と調べようとしたら Google ドライブに関して、月額 1,200 円で保存容量無制限というニュース(米国時間 6 月 25 日)を見つけました[2][3]。

  1. ニュース - Microsoft、「OneDrive」の無償容量を15GBに、Office 365には1TB:ITpro
  2. なんと保存容量無制限のGoogleドライブ「Google Drive for Work」開始、ファイル1つは最大5TBまでOK - GIGAZINE
  3. Google、容量無制限のGoogleドライブを企業向けにリリース - ITmedia エンタープライズ

無料でネットワーク上のストレージが 15GB 利用できる、少しお金を出せば、無制限に利用することもできる。しかも、Excel, Word, PowerPoint に相当するアプリケーションは、DriveOne, Google ドライブ、どちらの場合もブラウザ上で利用できる。便利な世の中になったものです。

OS を開発、販売する Microsoft、インターネット検索エンジンが武器の Google、そんな概念はとっくに崩れ去り、いつのまにか、アプローチは違えど、似たようなことをやっている会社になってきたと思えるようになりました。ただ、アプローチの違いはビジネスモデルの違いに繋がります。クラウドビジネスで覇権を掴むのはどこになるのか、目が離せません。

ちなみに、私は Google の Ten things we know to be true は、会社の理念を表すものとして好きなもののひとつです。Microsoft の場合は、探し方が悪いのか、よくわかりませんでした。

2014-06-26

Docker image for CentOS-7QA now available – Seven.CentOS.org

CentOS 7 がリリースに向けて、いよいよ QA テストのフェーズに移ったようです。ISO フォーマットにはなっていませんが、[2] からイメージファイル CentOS-7-20140625-x86_64-docker_01.img.tar.xz がダウンロードできます。このイメージを展開すると、そのままバイナリのイメージが展開されます。これ、どうやって VirtualBox などで利用するのでしょう。そこから調べなくてはなりません。

  1. Docker image for CentOS-7QA now available – Seven.CentOS.org
  2. http://buildlogs.centos.org/centos/7/docker/

2014-06-22

CentOS 7 LiveCD (プレビュー版)を試す 2

CentOS 7 の LiveCD について、前回のつづきです。LiveCD からインストールを行ない、Nightly Builds のサイトからパッケージをダウンロードしてみました。

LiveCD からのインストールでは日本語でのインストールも選択できましたが、選択後、インストーラが固まったので、英語の設定でインストールしました。インストール後、/etc/yum.repos.d 内を見てみると、レポジトリが何も定義されていなかったので、下記のファイルを保存して、Nightly ビルドのサイトから、KDE や Desktop 環境をグループでインストールしました。

List: centos-nightly.repo
[centos-nightly]
name=CentOS Nightly Builds
baseurl=http://buildlogs.centos.org/centos/7/os/x86_64-latest/
enabled=1
gpgcheck=0

デフォルトの GNOME デスクトップ環境です。慣れれば使いやすい環境になるものでしょうか? Fedora では以前からデフォルトのデスクトップ環境になっており、慣れようと頑張りましたが、結局 LXDE に変えてしまいました。

KDE デスクトップ環境です。個人的にはこちらの方が好みですが、日本語化はいまいちです。ただし日本語の入力は問題ありません。

ちょっと訛りが気になる英語ですが...、ネットワーク越しにインストールする方法です。

関連サイト

  1. CentOS Project

2014-06-20

CentOS 7 LiveCD (プレビュー版)を試す

CentOS 7 の nightly-builds と思われる LiveCD のイメージを、「プレビュー版」と呼んでしまっていますが、下記ののサイトから livecd-centos-7-livecd-201406190204.iso をダウンロードして、Fedora 20 (x86_64) 上の VirtualBox の仮想環境で試してみましたので、そのスクリーンショットを紹介します。

  1. Index of /centos/7/isos/x86_64

この週末には、LiveCDからインストールした後の紹介をする予定です。

2014-06-17

Seven.CentOS.org - News, views and reports on CentOS-7

6 月 10 日にリリースされた RHL 7 に対応した、CentOS 7 のリリースへの準備が活発になってきています。x86_64 向けビルドLive CD の準備が同時並行で進んでいるようです。

2014-06-15

CentOS 7 (pre-release) tree available for testing – Seven.CentOS.org

6 月 10 日にリリースされた RHL 7 に対応して、CentOS のソフトウェアツリーのプリリリースがでました。こういうときは土曜日も働いているんですね。

  1. CentOS 7 (pre-release) tree available for testing – Seven.CentOS.org